【あの一言】
緊張高まる中東情勢とガザ停戦の行方
慶應義塾大学教授・田中浩一郎 米国からの兵器輸送の軍用機がベングリオン空港に降り立っている。つまり米国も表向きは停めろと言いつつも別に停戦になると思っていないし、圧力をかける用意もたぶんない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学教授・錦田愛子 中立的な仲介役になれる国がない。基本的にイスラエル側に米国が立っており、パレスチナ側の利益というものをしっかりと考慮できる仲介国が出てくれば問題の解決は導きやすいが、残念ながら現状ではそうはなっていない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学教授・田中浩一郎 イランに対する(アラブ諸国の)反応はわりと冷ややか。特にOIC(Organisation of Islamic Cooperation)の外相レベルの会合で当事国であるサウジアラビアは外相を出さなかったし、エジプトも出さなかった。残りの国々とイランとのやりとりの中で一応イスラエルを非難するということなどについては最終声明が出たが、イスラエルに対し強い対応をイスラム世界でとるという合意はできていない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
慶應義塾大学教授・田中浩一郎 イランは面子を潰されたので報復をやらざるを得ないが、戦火が拡大すると最終的にはイスラエルを利することになり、うかつにはやりたくはない。
2024/08/11 BS朝日[激論!クロスファイア]
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