【あの一言】
特集・混迷の中東・ウクライナ情勢
明海大学教授・小谷哲男 24時間以内に解決などと言っているが、トランプ氏のウクライナ問題解決の手法は決まっていない。側近の間でも考え方がバラバラ。ウクライナに勝たせないといけないと考えているグループとロシアには勝てないと考えているグループ。大統領に誰がなるかということより議会がどうなるかの方が重要。議会で上下両院を共和党がとるようなことになればウクライナ支援は止まってしまう。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
日本経済新聞コメンテーター・秋田浩之 結論から言うとトランプ大統領になった場合、危ないアプローチをウクライナ問題でとってしまう可能性がある。24時間以内に解決するというのは要するに現状固定、領土をウクライナにあきらめさせるということ以外に考えつかない。事実上のウクライナの領土割譲を容認することになる。これは1938年9月にチェコスロバキア割譲を求めたナチスドイツの要求を受け入れた結果、それが第二次世界大戦のきっかけを作ったことを彷彿させる。
2024/07/27 BSテレ東[日経サタデー ニュースの疑問]
|