【あの一言】
波紋・プーチン大統領・和平交渉へ条件提示
筑波大学教授・東野篤子 プーチン大統領をはじめロシアの当局者はよく東部・南部4州のことを“新しい領土的現実”という。それによって詳しくない人にとってはほとんど全部ロシアがとったような印象を確実に与えていく。それこそがロシアの狙いだが、ウクライナからすればたまったものではない。完璧に制圧されていないのに全部“新しい領土的現実”という名のもとにすべてロシアに差し出さなければならないなどということは絶対に受け入れられないこと。
2024/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
筑波大学教授・東野篤子 よく「ロシアと交渉した方がいいのではないか」と我々はウクライナに言いがちだが、それが(ウクライナにとって)どんなに残酷なことなのかということは、よく考えた方がいい。その後で来るものは何かというと、例えばラブロフ外相とか、日本にいた元ロシア大使(ガルーシン)などが言っていたのはこの戦争は全部西側とウクライナが起こしたものであるから、ウクライナと西側が賠償しろということ。これを受け入れたらもっと次にどんどん辛い現実が来ることになる。
2024/06/17 BS日テレ[深層NEWS]
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