【あの一言】
<徹底解説・ニュース最前線>プーチン氏“領土割譲”要求・ウクライナ激怒
朝日新聞論説委員・駒木明義 われわれは対話の用意があるが、それをウクライナが拒否しているという風に言うほうが早く停戦してほしいと言っているグローバルサウスの国々の理解が得られたはず。最近はそうした発信がプーチン大統領の周辺からも多かった。ところがその枠に収まらない非常に厳しい姿勢をプーチン大統領が自ら示した形で対話の道を自らないことにし、戦い続ける姿勢を鮮明にした。
2024/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞論説委員・駒木明義 大変厳しい要求でウクライナにとっては受け入れられないもの。4州についておととし編入を宣言したが、実際にはまったく占領できていない。ほぼ全域をロシア軍が掌握しているのは一番北のルハンシク州だけで、ドネツクは半分ぐらい。ザポリージャ、ヘルソン州も州都はウクライナ軍が保持している。ロシアの提案は停戦の提案ではなく、ここから出て行けば交渉を始められるという提案で、ロシアはそこがスタート地点だと言っている。そこからさらによこせということももちろん考えられる。
2024/06/16 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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