【あの一言】
ウクライナ戦争“転換点”各国の思惑・新戦略
笹川平和財団主任研究員・畔蒜泰助 米国のウクライナに対する追加支援が議会を通ったのが4月末。結果ウクライナに対する武器、弾薬の供与が大幅に遅れた。ロシアは北朝鮮から武器、イランからドローンを調達、ロシア国内で武器生産能力を高めている。部品その他は中国から来ている。今年に入り明らかにロシアに有利な状況になっている。その結果が今の戦況に反映してきている。
2024/06/02 BS朝日[激論!クロスファイア]
元テレビ朝日モスクワ支局長・武隈喜一 この遅れはそう簡単には取り戻せない。この冬、ほとんどウクライナ軍は武器弾薬も底をついていてロシアの10分の1ぐらいのところで戦っていた。しかも新しい兵隊を動員することもできない。あらたな動員をかけようにも、人もいないし他の産業も回らなくなる。ゼレンスキーそのものの人気も風前の灯火になっていることがあってそこに踏み込めないでいる。2~3か月後に予定されていた武器弾薬が来るかどうかも実は妖しい。例えばF16にしても今年頭から配備できるのではと言われていたが調整そのものが遅れていて、できていない。
2024/06/02 BS朝日[激論!クロスファイア]
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