【あの一言】
解説・米国テスラ・従業員10%削減・好調から一転・苦戦の原因は?
解説キャスター・山川龍雄 テスラの営業利益率というのは2022年の初頭あたりは20%に達する勢いだったが、これは自動車業界としては驚異的な数字だった。今は8%程度で普通の会社になった。テスラの主要市場というのは中国と米国で、中国では地場メーカーとの価格競争に負けつつある。一方、米国ではEVの市場そのものが踊り場に来ていて、市場が縮小しており苦戦している状況。今、ヨーロッパと米国はEVの補助金を削減する方向に動いており、これがトランプ政権になると、さらにEVの補助が削られ、テスラはもっと苦戦する可能性がある。日本勢にとっては少し時間が稼げる状態になったと言え、その間にEVの態勢を整えることが大事。
2024/04/16 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
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