【あの一言】
ウクライナ軍・要衝トクマクを奪還できるか
元陸上自衛隊東部方面総監・渡部悦和 元ウクライナ軍参謀本部報道官が敵は今も塹壕を作り続けており、ウクライナ軍の進撃は難しいと言っているが、ウクライナの銃弾砲で攻撃されている状況下でロシア軍が陣地をさらに強くすることは難しい。特にクラスター爆弾が予想以上の効果を発揮しており、そのような場所で工事することはできない。ロシア軍の第7空挺師団、第76空中強襲師団が増援に来たと言っているが彼らは使いまわされてズタズタになった部隊でウクライナ軍に対抗することは非常に難しい。ロシア軍は兵站も予備もかなり厳しい状況になっている。これからウクライナは南下していくがウクライナの銃弾砲は南にどんどん陣地転換をしてトクマクも撃てるし、さらに南も撃てる状況になる。ウクライナ軍が南下すればするほどロシア軍の兵站がものすごく厳しくなり戦えない状況になる。
2023/09/07 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端研専任講師・小泉悠 ウクライナは少なくとも3か月かけて最初の防衛線に穴をあけることができたので当初ものすごく悲観的な見方をしていたことを修正しなければいけない。彼らは防衛線を破る能力を持っている。ロシア軍はハルキウ方面にいた部隊をまるごと南に急行させており最初に張り付けておいた部隊ではこの戦線が持たないと考えていることは間違いない。いろいろなものを南にかき集めており、ウクライナが裏をかいて進撃する方が早いのかスピード勝負になっている。
2023/09/07 BS-TBS[報道1930]
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