【あの一言】
新常識?CO2は地下に貯める
エネルギー経済社会研究所代表・松尾豪 ウクライナ危機以降、経済安全保障という言葉が言われるようになり、サプライチェーンもある程度自分たちで確保しなくてはいけないという動きが出てきている。特にCO2の排出量が多い製鉄産業など産業の基盤になる産業では今後もCO2がどうしても出てしまう可能性がある。こういうようなところにCCSのような取り組みが必要になる。
2023/07/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
国際環境経済研究所理事/U3イノベーションズ合同会社共同代表・竹内純子 GXというのはCO2を減らせばいいという話ではなく、成長戦略として描いている。製造業というのはどうやってもCO2が出る。国民の働く場所があって付加価値の生む製品を作り、それに伴って出てくるCO2をゼロにする技術というのは持っておく必要があるということが大前提。政府としては2030年頃までに1%ぐらいは地上で吸収できるようにし、そこから飛躍的にコストの削減を目指して展開できるよう備えておきたい。
2023/07/15 BSテレ東[石川和男の危機のカナリア]
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