【あの一言】
南西諸島防衛の在り方・政府の防衛強化策で十分か?
反町キャスター 本当に有事の際、中国は南西諸島の島をひとつひとつをつぶしていくのではなく、狙うのは東京で、主な海峡を封鎖するのだとすれば、日本の安全保障の青写真は全く違っているような気がする。
2023/01/31 BSフジ[プライムニュース]
自民党安全保障調査会長・元防衛相・小野寺五典 南西諸島には日本人がいるのでそこを守ることが大事。2013年に私が防衛大臣に初めてなった時、一番最初に決めたのは与那国に自衛隊を置くことだった。当時、あれだけ台湾に近い中国に近い與邦国島にある武器はピストル2丁だけだった。その後に石垣、宮古と置いて南西域に置くことを決めた。ゲリラが来たら危ないということで岩国から自衛隊の基地を置き、その後、石垣、宮古と南西区域に置くことを決め、ようやくそれが完成しつつある。前線に何もないというのはだめで南西諸島に対する守りというのは大事。最終的には武力の投射能力というのはいろいろなところからいくのが戦術的に正しい。
2023/01/31 BSフジ[プライムニュース]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 防衛ということでは中国は必ずしも南西諸島を攻めるわけではない。もし日本が台湾有事に軍事介入した場合、中国が考えるとすれば圧力をかけてくるのは本州。「4線1点」といって対馬、津軽、宗谷、大隅の4つの海峡を封鎖する。1点は東京への軍事的圧力かけるべきだという考えが民間から出てきている。南西諸島が危険だから南西諸島を守るという考えではなく、日本全体の一部、スタンドインフォースとしての役割を考えていくべき。
2023/01/31 BSフジ[プライムニュース]
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