【あの一言】
<NEWSドリル>ウクライナ侵攻で状況一変・核兵器保有国の間でも対立
長崎大学核兵器廃絶研究センター客員教授・太田昌克 実はP5(核保有5か国)の中でもかなり溝が開き始めている。その決定的な要因というのは2月24日のロシアによるウクライナ侵略。もうひとつは激化する米中の対立。2010年ぐらいから最低でも年に1回、P5の核政策を担当する高官が集まり、核軍縮をどうやって行っていくかの相互理解を深める「P5プロセス」という話し合いが行われてきたが、そういう動きも止まってしまった。これは深刻な事態で、なんとか知恵を絞って核を削減していこうという努力が瓦解しつつある。
2022/08/09 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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