【あの一言】
半導体「宴の終わり」なのか
東京理科大学教授・若林秀樹 IBMの最先端技術はTSMC、インテルと比べても進んでいる。これを2020年代に日米含めて一緒にきちんと研究開発をすることが大切。例えば自動運転とか、メタバースとか、いろいろなアプリケーションが広がってくる中で「ビョンド2ナノ」という技術は絶対に必要となる。一緒に研究開発することは(日本にとっても)すごく有利となる。日本の半導体は残念ながら2周回遅れであり、中学生ぐらい。熊本に持ってきたTSMC工場は高校生ぐらいで「ビョンド2ナノ」というのは大学生ぐらいの技術。まずは高校で勉強して、さらに大学に行くというやり方がよい。
2022/06/30 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
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