【あの一言】
与党連合・半数大きく下回る
ニュース解説・堤伸輔 マクロン大統領は4月に大統領に再選されたばかりだが、このまま議会でも多数を維持できれば政権運営がやりやすかったが、急進左派と極右が躍進し、国内の政治運営が難しくなった。過半数を得るための連立政権すら組めない状態になっている。中道や中道右派もそれなりに議席はとっているものの、簡単にはいきそうもない。相当な事態であり5年後の大統領選挙にも影響する可能性がある。2024年には欧州議会選挙があり、前回2019年にルペンの政党がフランスの第一党として議員を送り込んでいるが、急進左派と極右の躍進が続けば欧州議会のスムーズな運営もおぼつかなくなる。
2022/06/20 BS-TBS[報道1930]
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