【あの一言】
ウクライナ情勢と欧州安全保障の行方
慶應義塾大学教授・廣瀬陽子 ドイツ・シーメンスのロシアからの撤退がロシアの鉄道インフラにかなり厳しい影響を与える可能性がある。ロシアは非常に広大な国であり、国内に時差が11もある。そこで鉄道輸送ができなくなってくるとかなり厳しい。航空インフラにも悪影響が出ていて、ボーイングとエアバスの両方ともがロシアに制裁をかけているので、350機が部品不足で動かせなくなっていて、2025年までにロシアの航空機の半分以上が使えなくなると言われている。鉄道も航空機もだめということになると広大なロシアの輸送をどうやってやるのかということになり、ロシア経済が相当崩れてくる。
2022/06/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 今までドイツはロシアを信用して投資してきたが、今回のことでロシアとの関係をどんどん引こうとしている。ドイツには金があり、優秀な企業が多い。これが撤退するとロシア経済にとっては大きな損害となる。
2022/06/19 BS朝日[激論!クロスファイア]
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