【あの一言】
戦争捕虜の扱いと判決の妥当性
筑波大学教授・東野篤子 (ウクライナ義勇兵の死刑判決については)英国に対する圧力の部分と、ウクライナに対する圧力の部分の両方がある。ロシアがこれを取引材料にできると思っているなら、これまでの英国の対露姿勢、対露感情を完全に読み違えている。英国人もスクリパリ事件(2018年ロシアの元二重スパイが英国で暗殺未遂に遭った事件)などを中心として、ロシアで好き放題やられてきたというところがあって、これを認めてはいけないという思いがあり、英国の対露感情は非常に厳しい。これで死刑が執行されると取り返しのつかないところまで英国の反露感情が燃え上がる可能性がある。
2022/06/13 BSフジ[プライムニュース]
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