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2024年05月08日(水)
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【あの一言】
南西諸島が抱える中国リスク
前統合幕僚長・元海将・河野克俊
米国が懸念しているのは、軍事バランスが中国に有利になりつつあり、抑止力が効かなくなる可能性があることで、今は非常に危険だと思っている。だから今から日米で協力して抑止力を高めましょうということを言ってきている。例えば米国の中距離ミサイルが南西諸島、日本列島に配備されると、中国の中距離ミサイルは米国本土を射程に入れていない一方で米国の中距離ミサイルは中国本土を射程におさめる事ができる。ここで戦略的アドバンテージが米国に傾く。これは中国にとって恐怖となる。
2022/06/02 BSフジ[プライムニュース]

前統合幕僚長・元海将・河野克俊
今、中国がさかんに南太平洋諸国に触手を伸ばしているのは、あのあたりを中国の安全保障上の砦とすることができれば、グアムを後ろから狙うことも可能になるからで、彼らは第1列島線、第2列島線の間で米国艦隊をせん滅できればと考えている。日本がやるべきことは万が一このエリアで何かあった時には第1列島線、特に南西諸島を中国のコントロール下に渡してはいけないということ。今、奄美大島、宮古島、石垣島に対艦ミサイル部隊を送っているのはこうしたことの布石。中国にとっては日本が本気になり、南西諸島の防衛を固めれば中国が育成した大海軍は閉じ込められる形になり、それを相当怖がっている。必ず南西諸島を巡る戦いが焦点になってくる。
2022/06/02 BSフジ[プライムニュース]

前統合幕僚長・元海将・河野克俊
中距離ミサイルを配備した段階で核弾頭を搭載可能。ここで撃つ、撃たないについて日本の意思が入るメカニズム、そういう意味での核シェアリングを作るべき。「非核三原則」のうち、「持ち込ませず」がなくなる。撃つ、撃たないについても日本の意思が入る必要がある。それは日本も積極的に責任を持つことに他ならない。そこは世界の安全保障の最前線に立ち、日本国民の生命・財産を守らないといけないが、日本は非常に危険な位置に立たされている。それぐらいの覚悟、踏み込みが必要な局面になってきた。
2022/06/02 BSフジ[プライムニュース]

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