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2024年11月22日(金)
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【あの一言】
<NEWSドリル>戦場が兵器“PRの場”に・株価上昇・米国の軍需産業
元衆議院議員・杉村太蔵
(ウクライナ戦争は)長引けば長引くほど、米国が儲かる仕組みになっている。経済制裁でロシアが潰れれば、エネルギー供給でも米国が頼られることになるし、食料でも米国頼みとなる。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

慶應義塾大学総合政策学部・神保謙教授
携帯型の「ジャベリン」や「スティンガー」などは比較的安価でコストパフォーマンスが高く、訓練を必要としない兵器であり、それが大変大きな成果をあげていることは各国の軍人にとって非常に大きな教訓となっている。レイセオンやロッキードマーチン社の売上の主力は航空宇宙産業であり、こうした兵器が占める割合というのはごくわずかに過ぎない。株価が上がっているのはむしろこれから国際安全保障環境がどんどん悪化して各国が国防費を増強するということを見越した投資家の行動というふうに捉えるべき。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

ジャーナリスト・柳澤秀夫
やるせない気持ちになるが、現実はそんなに甘くないということ。安全保障環境が変わればそれに見合った対応を考えなくてはならない。こういう部分にどうしてもフォーカスが当たらざるを得ない。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

慶應義塾大学総合政策学部・神保謙教授
ロシアが化学兵器や場合によっては核兵器というところまでエスカレーションをする可能性があるのかということによって(米国参戦の)状況判断が分かれてくる。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

慶應義塾大学総合政策学部・神保謙教授
米国はウクライナに対する軍事力の提供というのを想定していなかったため、生産ラインができていないし、ロットも足りない。今、焦って作っている状況。国防産業にとって売上が増えるのは確かであるが、それを想定した国防産業計画がもともとあったわけではない。米国が本気でこの戦争を終わらせる気があるのかというのは非常に重い質問で、直接米軍が軍事展開をすれば戦況が一変させる可能性はあるが、ロシア軍との直接対立を招き、より大きな大戦につながりかねないというリスクがある。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

弁護士・萩谷麻衣子
バイデン大統領の言動を見ていると、本当にウクライナの侵攻を止めよういう気があるのか疑わしく思えてくる。米国は地理的に欧州と離れているし、このまま戦争が長引けばロシア軍の国力も弱ってくるので米国にとっては好都合。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

佐々木亮太アナウンサー
ウクライナは戦場が兵器をPRする見本市のようになっており、(米国では)軍需産業特需ともいえるような状況を迎えている。主だった兵器会社の株価を見てみると「ジャベリン」を製造しているロッキードマーチンはウクライナの侵攻が始まった前日は、日本円で約5万円だったのが、今月19日には約6万円という状況になっている。「ジャベリン」や「スティンガー」を製造しているレイセオンテクノロジーズも同じく、2000円ほど上昇している。さらに「スイッチプレード300」を製造しているエアロバイロンメントの株価は倍に上昇している。レイセオンテクノロジーズ社のヘイズ会長は1月の業績発表で「東欧や南シナ海の緊張は軍事費増額につながっている。私はそれによる利益を獲得できると期待している」と発言した。
2022/04/20 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

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