【あの一言】
各国で追加制裁“返り血”の恐れ
慶應義塾大学教授・白井さゆり 米国が重要。主要先進国の中で唯一ガスも石油も石炭も生産可能な国。バイデン政権下で温暖化抑止の為にガスパイプラインの増設停止、石炭からガスへの転換等をやってきたが、一時的に欧州のために増産などの政策に変えられれば、欧州のエネルギー不足を補うことができる。そこまでバイデン大統領が考えているかどうかはわからない。そのままだと数年後には過剰生産になり価格が暴落するので、そこは慎重になっているのかもしれない。
2022/04/11 BSテレ東[日経ニュースプラス9]
ニッセイ基礎研究所チーフエコノミスト・矢島康次 日本、G7諸国を含め西側は国内的にインフレ等で厳しくなってくる。ただ今回、枠組みが協調して制裁することに強気をおいているので、ギブアップする国は現れないだろう。ウクライナでの戦争状態に対する対応と、制裁を実施するそれぞれの国が国内でどう対応するかという二面戦略をどの国も取らなければいけない。そういう時間帯になっていく。
2022/04/11 BSテレ東[日経ニュースプラス9]
|