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2024年05月05日(日)
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【あの一言】
ウクライナめぐり米中対立激化…中国の動向は!?
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
中国がロシアに武器を供給する可能性はほとんどない。経済的な支援もできない。それをやれば完全に西側の経済制裁の対象になる。少なくとも中国はロシアに対する金融制裁には参加し中国の銀行はロシア向けの融資を一部止めている。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

筑波学院大学教授・中村逸郎
今週になってロシアの残りの天然ガスの代金を受け取るズベルバンクとか、大きな銀行が経済制裁の対象になった。お金が入らなければ当然、原油もガスも全部止まる。そうなると代金を回収できないロシアは欧州に天然ガスを送れなくなる。遅くても4月末にはロシアがデフォルトになる可能性はかなり高い。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
ウクライナは中国を最大の貿易相手国にしているが、そのウクライナは今、米国側についているように見えるため、今のウクライナを中国は敵視している。結局、今はロシアと中国の関係しか残っていない。ただ、ウクライナとドイツの関係は良く、ドイツと中国はまだ関係を保っているので、中国とドイツがうまく連携することで西側の調停案をサポートしようとしている。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
ロシアに留学中の中国人留学生によれば、彼らの仲間のロシア人大学生の8割が反プーチンだと言っていた。中国であれば完全に情報統制してしまうが、ロシアではスマホで情報が簡単にとれてしまう。みんながウクライナでの酷い情報を知っている。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
軍や共産党の幹部は経済の力を持っている長老たちと密接に絡んでいる。彼らが自分たちの資産、外国での投資で全部がだめになるとか、資産凍結で海外資産がなくなってしまうなどということがあった場合、本当に習近平国家主席の「ロシアと仲良くする」という方針を変えないということに対し支持し続けるのかといえばそれは疑問。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之
今年の秋に第20回共産党大会があり、そこで習近平が3期目への任期延長を決めるとみられている。習近平といえども完全な独裁者ではなく、集団指導体制をとり監視されながらチェックされている。習近平としてはあらゆる面で安定した状態を保ち、党大会を迎えたいところであるが、皆からの支持を得て安心して3期目に入れるのか、疑問符をつけられて3期目に入るのかによってその後の統治が変わってくる。一方で今の中国経済は大変な状況に陥っており、少子高齢化、コロナで経済が危ない状態。そういう中で、原油輸入などで中国がロシアを助けている証拠だとみなされて、第二次経済制裁の対象になることを恐れている。(制裁の対象になれば)秋の党大会を前に安定重視のはずの経済が相当リスクを抱えた状態になる。
2022/04/10 BS朝日[激論!クロスファイア]

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