【あの一言】
交渉・ウクライナ・ゼレンスキー大統領・ロシア側との停戦協議へ
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 ロシアはもっと早くキエフを落とした段階で、武装解除した上でやりたかった。それは交渉というよりも敗戦を認めさせて、ゼレンスキー政権を引きずり下ろしたかった。しかしそれが思うようにできていない焦りもあった。ロシア側が前提条件なしと譲歩したのでウクライナ側は開催地をベラルーシでもよいとした。
2022/02/28 TBSテレビ[ひるおび!]
慶應義塾大学教授・廣瀬陽子 交渉のテーブルにつけたということでは一歩前進だが、交渉は非常に揉める可能性がある。ロシア側としてはウクライナの非武装化と完全中立を求めてくるだろう。それはウクライナにとっては主権の放棄に近い。かなり長い継続協議になる。ロシアにとってはウクライナがNATOに入らない強い担保となる条約みたいなものを作ることを最低限狙ってくる。
2022/02/28 TBSテレビ[ひるおび!]
大和大学社会学部教授・佐々木正明 実はロシア側の犠牲者が非常に出ており、4500人などという数字も出ている。ロシア側が交渉に応じたというのはロシア軍側の被害が大きいということもあるのではないか。もう1点、英国・ジョンソン首相とゼレンスキー大統領が電話会談を行い、ゼレンスキー大統領が「これから24時間が山場で、ウクライナの命運を決める」と言ったと報じられている。この交渉と戦闘がどうなるかで、今日が山場になる。
2022/02/28 TBSテレビ[ひるおび!]
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