【あの一言】
前総理大臣・菅義偉
前総理大臣・菅義偉 新型コロナ対策が全てで、政権の使命だと思ってやっていた。せっかく総理大臣になったから例えば処理水の問題だとかカーボンニュートラルの宣言だとかデジタル庁など長年の課題、議論の段階が終わったものについては決着を付けようという思いでやった。
2022/09/25 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
前総理大臣・菅義偉 ウクライナの状況をみても一国では国民の平和と安定、安全を守ることはなかなか難しい。今から約7年前に平和安全法制や特定秘密保護法をつくったが、日米同盟を機能できるようにする意味で非常に大きな法律だった。これがあるからこそ日米同盟が機能し、抑止力が働いている。
2022/09/25 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
前総理大臣・菅義偉 円安のメリットを生かした政策を政府は方向性を出すべき、インバウンドというのは第二次安倍政権が始まった当時の2倍145円なわけで、そういう意味で規制を緩和するだけで日本に来てくれる。そこは世界と同じレベルにすればいいだけの話。そこはやったほうがいい。
2022/09/25 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
前総理大臣・菅義偉 カーボンニュートラルは日本でも線状降水帯、猛暑が続いて山火事が起き、なかなか消えないだとか、やはりこれは温暖化が要因であろうということで、世界で温暖化対策をやらなければならないギリギリのタイミングだったと思う。国会で宣言した時は、相談するとものすごく議論になることがわかっていたので、誰にも相談しなかった。不思議なことに宣言した後、誰からも苦情がなかった。これにはびっくりした。デジタル庁についてはこれから長い間、デジタルの時代だと言われて久しかったが、現実には国も地方もシステムがバラバラでそこを推進する場所もまったくなかった。これ以上世界に後れをとると大変なことになるとの思いでとにかく1年以内に成立させるということで9月1日からスタートさせた。
2022/01/16 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
前総理大臣・菅義偉 例えばファイザーなら、世界的な治験をやる。日系人も留学生も入れて治験をするが世界の国々はそこで許可がおりればそれをそのまま使う。日本はその他に国内でもう一度治験をきちんとやるという方向性なので、国会でも国内での治験をやるべきだとの付帯決議もついた。ある意味で遅れるのはやむを得ない。役所に聞いたら治験をやると通常は1年かかると言っていた。1年は待てないので半年にし、それを繰り上げて3か月にした。国際治験で日本も緊急承認を認める仕組みを作るべき。世界はそれで動いている。緊急承認をして、早く打ち、弊害が出たらそこで止めるとかそういう逆の発想が必要だと痛切に感じた。
2022/01/16 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
前総理大臣・菅義偉 コロナ対策をしっかりやることが私の最大の使命だと思っていた。
2022/01/16 BSテレ東[NIKKEI 日曜サロン]
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