【あの一言】
「会社分割」雇用への影響は
法政大学大学院教授・真壁昭夫 日本は変わっていかなければならない。従業員がどれだけ自発的に楽しんで仕事ができるかという研究があるが、意識調査をすると主要国の中で日本の従業員の人の企業に対するコミットメントは、主要国の中で断然低かった。いろいろな理由があるが、それを変えていかないと日本経済全体の態勢、かつてのような日本経済が輝けるような状況にはならない。そのために労働市場の改革は必要。1990年代、今では考えられないことだが、ドイツは西と東が一緒になって生産性が落ち、欧州のお荷物と言われた。そこで労働市場を思い切って改革して今のドイツを作り上げた。一番の原動力は危機感だった。今の日本にはそこまでの危機感がない。
2021/11/23 BS日テレ[深層NEWS]
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