【あの一言】
<ピックアップNEWS>論文数は世界一・米国超える・世界覇権狙う・中国AI事情
番組アナウンサー 中国が急速なAI大国となった背景について、サイバー大学講師・伊本貴士によると、国をあげて莫大な金額を投資していること、総人口に比例して研究者数が多いこと、小型で安いロボットを作る技術があることの3つの要素を挙げている。これら3つの要素によって中国は失敗を気にせずに次々とAI製品を送り出すことができている。その上で、“中国は政府がインターネットを管理しているので、個人の医療記録や購入記録などのデータが集めやすく、それらの膨大なデータが蓄積され、AIがより早く賢くなるという結果になる”と指摘している。
2021/10/13 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
元衆議院議員・杉本太蔵 中国で急速にAIが発展したのは社会実験が容易にできるから。4~5年前にアリババは、街中にカメラをばらまいて最適な赤信号、青信号をAIで計算して渋滞緩和の交通システムを作った。結果的に渋滞率が下がり、救急車の到着が数10分短縮されたと聞いている。AIと中国共産党は非常に相性がいい。
2021/10/13 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
ジャーナリスト・柳澤秀夫 米国は中国のAI開発に対応できるような十分な措置をとっていない。元国防総省職員のニコラスチャイラン氏は抗議して国防総省の職を辞している。彼が指摘しているのは米国ではグーグルのようなIT産業に対し政府がいろいろな情報を提供するように働きかけはしているが、企業の側が倫理を理由にしてそれに応じない。これでは米国は負けてしまうと彼は指摘している。
2021/10/13 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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