【あの一言】
ノーベル賞は真鍋淑郎に温暖化・好奇心が原動力
プリンストン大学・上席研究員・真鍋淑郎(VTR) 日本人はいつも互いに迷惑をかけまいと気を遣う。とても協調的な関係を結ぼうとする。(私が)日本に戻りたくない理由は周囲に同調して生きる能力がないからだ。
2021/10/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
松原耕二 右肩上がりの時代が終わり、限られたパイになってくるとどうしてもそれを有効に効率的に使おうかとなる。すると、どうしてもすぐに役に立つものという考えになる。科学技術立国を成長戦略に入れているということ自体、役に立つものを頼みますと言っているように聞こえ好奇心に基づくものとはなかなか言い難い。
2021/10/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
毎日新聞論説委員・元村有希子 好奇心に基づく研究というのが基礎研究をとても豊かなものにしている。そこから一部は役に立つ技術が巣立っていく。日本はどうしてもすぐに役立つという研究が流行りがち。そこに関しても真鍋氏は流行りの研究が最近の日本には多いと指摘している。もうひとつ、日本は若手を大切にしない、才能を育てないとも言っている。米国に行き、27歳で研究を任され収入も25倍になったと報じられている。真鍋氏は科学者の中から出てきた意見がきちんと政治に反映されるのが米国のいいところだとも言っている。つまり日本ではそれができていない。日本は科学技術立国と言われていて資源がないのでそれを育てると皆が共通して言っている。岸田首相も科学技術立国と言っているがそれは新しい資本主義を作るためのツールであり、成長戦略の道具として位置づけているので真鍋氏の言っている世界とは異なる。
2021/10/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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