【あの一言】
<トップNEWS>背景・感染者の急速な減少・コロナウイルスが自壊か
番組アナウンサー 新型コロナウイルスの急速な感染減少について、東京大学先端科学技術総合研究センター・児玉龍彦名誉教授は「ウイルスがエラーカタストロフの限界を超えて自壊した」と説明している。「エラーカタストロフの限界」はドイツの生理物理学者・マンフレートアイゲン(ノーベル化学賞受賞)が1971年に「ウイルスは変異し過ぎると最終的には自壊する」と提唱した理論。そもそもウイルスは遺伝情報を複製することで増殖していく中で一定の確率でエラーが起き変異ウイルスが生まれてくる。それがずっと繰り返されていくと変異の末に機能破綻を起こし、自壊していく。ちなみに米国の製薬大手「メルク」の飲み薬「モルヌピラビル」はエラーカタストロフの限界をあえて引き起こすことでウイルスの自壊を進行させる作用がある。
2021/10/08 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
脳科学者・中野信子 児玉龍彦名誉教授のような方から「エラーカタストロフの限界」が提唱されたことは一定の意味がある。非常に面白い仮説で、他に説明がつくような仮説が今のところ存在しない。偽科学に頼る人がどうしても多いので、これで一定の説明がつけられることは社会的に重要だが、あくまでも仮説であり、検証はこれからなので、これがエビデンスであるかのように語ることはいかがなものか。
2021/10/08 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
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