【あの一言】
台湾有事・米軍はどう動くのか?
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 数的には中国が有利になってきているといわれている。ただ状況は非対称で、この地域で戦闘を起こすとなると、米国本土は無傷だが、中国本土は攻撃されることになる。ダメージとしては全く違う。共産党が恐れるのは自分たちの領土を攻撃されることで、このことは自分たちの権威を否定されることになる。(米国は)明言はしていないが、第一列島線にネットワークを構築すると言っている。この中に米国は中距離の弾道ミサイルを置きたいと思っていることは間違いない。台湾に置くのは難しく、韓国も北朝鮮と休戦状態だし中国との関係もいいので、中国本土をカバーできるところは日本の南西諸島あるいは九州あたりしか考えられない。
2021/07/27 BS日テレ[深層NEWS]
|