【あの一言】
中谷元元防衛相&真田幸光教授&鈴置高史・韓国・文大統領“訪日断念”の背景
愛知淑徳大学教授・真田幸光 米国の景気が良くなり、物価も、消費者物価も上がってきて、金利が上昇し始めている。ADB(アジア開発銀行)はコロナを理由に、東南アジア全体の経済成長率を下方修正した。米国は投資をしやすいグッドリスクで金利が上がってきている一方で、インドネシア・ルピア、タイ・バーツを売って米国に落とすという動きが出てくる可能性がある。インドネシアもタイも韓国同様ドル建て債務が非常に大きな国。価値が落ちるとドルが返せず、デフォルト・債務不履行の可能性が出てくる。これは1997年のアジア通貨危機の時と同じ構図。あの時もタイ、インドネシア、韓国だったので、今回も次は韓国ウオン安というイメージが出ている。韓国は97年型の債務危機を心の中で恐れている。
2021/07/22 BSフジ[プライムニュース]
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