【あの一言】
特集・今後どうなる?中国戦狼外交
龍谷大学教授・李相哲 中国がここ20年から30年で成長し繁栄したのはWTOに加入して世界と協調して門戸を開いたから。国際社会との協調姿勢を中国が捨てたら大変難しい立場になる。鋼鉄ひとつとっても豪州と喧嘩して材料を売らないということになれば、中国の鋼鉄生産には大きな影響が出る。一番大きな問題は食料とエネルギーで、食用油・大豆・豚肉など食料の多くを米国に依存している。これを米国が止めたら困るのは中国。
2021/07/03 BSテレ東[日経プラス9サタデー]
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