【あの一言】
水・土地・食料は共有のもの
大阪市立大学大学院准教授・斎藤幸平 資本主義は基本的に経済成長を絶えず求めていくシステムであり、ありとあらゆるところに市場を作り出し、水、電力であっても、ありとあらゆるものを商品にしていく。商品になってしまうとそれまではただで使えていたものでも、お金を払わないといけなくなる。土地とかの値段もものすごく上がっていった。タダだったものに値段がついてしまい希少になってしまう。その結果、お金が必要になり、人々はますます働き、それによって環境も破壊される。どこかでこの流れにブレーキをかける必要がある。もう一度共有財産「コモン」にしていこうと考えている。
2021/06/11 BS-TBS[報道1930]
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