【あの一言】
米中対立と台湾海峡事情
神田外語大学教授・興梠一郎 バイデン政権は過去の発言を見ると例えば2月3日の時点で「1つの中国政策は変わりはない」と国務省・プライス報道官が言っている。この時、中国は大変喜んで、中国中央テレビで一斉に報道した。台湾の独立を(米国は)許さないと考えていると中国側は解釈した。今回も同じプライス報道官が「アンオフィシャル」つまり台湾と非公式の関係を深めると言っている。中国はオフィシャルと言われると困るが、そうは言わなかった。
2021/04/13 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学教授・興梠一郎 昨年12月に「台湾保障法」というのができて180日以内に台湾との関係を見直す必要がでてきた。これはトランプ大統領の遺産。環球時報の報道を見ると「トランプ大統領より後退した」とはっきり書か、(中国への圧力が)トランプ大統領の時より弱まったなと言っている。その一方で、中国はバイデン政権はサラミ戦略で少しずつ、わかりにくい形で攻めてくるというふうに考えている。
2021/04/13 BSフジ[プライムニュース]
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