【あの一言】
東芝・英国投資ファンドから2兆円超で買収提案
寺島実郎 一言でいうと、モノ作り国家日本がマネーゲーム、金融との綱引きに巻き込まれ、マネーゲームに揺さぶられている状況。モノいう株主に東芝は追い詰められたわけで、ハゲタカファンドとは言わないが、外資の圧力の中で経営陣が安定経営するためには上場を廃止してでも自分達の意思が通せる体制にしようということ。英国の別のファンドに頼って生き抜こうとしている。半導体から防衛産業に至るまで東芝というのはまさにモノ作り国家日本のシンボルのような会社であり、われわれにとって東芝の置かれている状況というのはすごく重要。
2021/04/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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