【あの一言】
中国空母と米国駆逐艦・台湾周辺海域に展開
元外務事務次官・立命館大客員教授・藪中三十二 今、(世界は)非常に危険なスパイラルに入っている。1970年代から中国と米国、日本の関係の中で、台湾については「武力行使は絶対にだめだ」ということで、曖昧な戦略を米国は取ってきた。ここにきて、台湾の独立という動きが出てきている。それは中国にも責任がある。香港であんなひどいことをやったので台湾も一国二制度は無理だと思っている。さらにトランプ前政権がものすごい勢いで台湾をサポートすると言っていたこともあり、台湾は独立の方向に向かっている。この動きを中国は絶対に認めない。中国も台湾も引くに引けない状況を生み出しつつあり、これは日本にとっても大変な問題。
2021/04/11 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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