【あの一言】
<NEWSドリル>対立・日米豪印“クワッド”に各国参加・加速する中国外交・どう対応?
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 何か新しいことが日本周辺で起こるんだと世界中が認識し始めているということを日本自身も認識しておく必要がある。フランス、ドイツ、英国といった国々がインド太平洋に関心を持っているのはここの地域から新しい世界秩序が形成されるのではないかと思っているから、そこにプレゼンスを示そうとしている。その場に自分がいなければ形成に関わることができないと思っている。特に英国やEUがなぜこんなに大きなプレゼンスを示そうとしているのかといえば新しい秩序を作りたい。その中で主導的な役割を果たしたいから。
2021/04/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 米国と共同歩調をとるのは基本だが、だからといって米国に引きずられてはいけない。日本は日本の考えを持つべき。自分の考えを持ち、具体的な策まで出していかないと米国にいいように使われてしまう。だから菅総理が今度、米国でどういう会談をしてくるのかが注目されている。
2021/04/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
笹川平和財団上席研究員・小原凡司 米国は第一列島線に精密打撃ネットワークを構築すると言っている。ネットワークということになると1か所ということではない。日本は自分で技術を持っていないと米国のものを買うしかなくなる。これを置けと言われて置くだけだと米国に自由に使われかねない。少なくとも共同開発ということにし、日本にも口を出させてほしいと言えないとなかなか難しい。
2021/04/07 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]
|