【あの一言】
注目・米国・中国・外交トップ会談
立命館大学客員教授・藪中三十二 クアッドや2+2のような形で「これは絶対に容認することはできない」と国際社会として中国に働きかけることと、もうひとつは日本は尖閣については海上保安庁の船が7隻ぐらいあるが、財政的な負担や人的支援もして船を倍増するということを静かにやっていくべき。
2021/03/20 日本テレビ[ウェークアップ]
立命館大学客員教授・藪中三十二 インドはもともと経済では中国とかなり結びついている。お互いにBRICSというひとつの塊でもあり、そう簡単にクアッドといわれてもというところがインドにはある。そういうインドに米国は配慮して中国とあまり対決する形でなく、ワクチンであるとか、技術であるとか、いろんな格好でやっていきましょうとインドを立てながら引き入れた。米国にとってインドを引き入れたことが大きい。世界に対するメッセージとしてはクアッドとサミットを定例化していくという感じもある。
2021/03/20 日本テレビ[ウェークアップ]
藪中三十二 今回バイデン大統領の一番大きな、外交政策は唯一最大の競争相手である、懸念国・中国。これにどう立ち向かうのかという米中覇権争い。米国としては同盟国と一緒にやらないといけないというのが基本。2月にこれを欧州でドイツやフランスに対し呼び掛けたが、するとドイツは「確かに中国は競争相手だが、必要なパートナーだ」と言ってきた。そこでやはり中心はインド太平洋だということで、日本の価値がぐっと上がってきた。インドにすごく配慮して開いたクアッドサミットは非常に大きな成果だった。その上で2+2をやり、われわれには同盟国、仲間がいるのだということを言いつつ中国と向き合っているのがバイデン政権の外交戦略。その上で菅総理の訪米も含めて非常に大きな出来事のひとつが、クアッドサミットを定例化し中国と向き合っていこうとしている。
2021/03/20 日本テレビ[ウェークアップ]
岩田公雄 海上保安庁で尖閣を警備しているわけだが、艦船が足りないということであり、これに対しては海上保安庁の船を増やしていくしかない。そうすることで日本もそれだけの備えをしているのだという姿勢を見せていく必要がある。
2021/03/20 日本テレビ[ウェークアップ]
立命館大学客員教授・藪中三十二 米国はこれからインド太平洋を自由で開かれたものにし、中国をチェックしていきたいと考えているが、自分達だけではできないとして、同盟国と一緒になってやっていきたいと考えている。逆に言うと日本にも、もっとやって欲しいという話になっていくだろう。
2021/03/20 日本テレビ[ウェークアップ]
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