【あの一言】
中国「米国に招待されたから」
朝日新聞編集委員・峯村健司 新型大国関係というのは一言で言うと核心的利益すなわち「台湾問題の邪魔はするな」ということが一番重要なポイント。ブリンケンさんがいたオバマ政権前期には新型大国関係というのは悪くないと米国が理解を示していたことを中国は好意的に見ている。今を逃すとどうなるかわからないので、アラスカの経由地まで中国側が足を運ぶことでなんとか中国は面子を保った。
2021/03/15 BS-TBS[報道1930]
明海大学教授・小谷哲男 やはり中国側が相当(中米トップ)会談を求めていて、米国としてはクワッドの首脳会談をやり、日韓と2プラス2をやり、その帰りに、ついでに給油地まで中国側を呼びつけるという形で、中国に対して自分たちは強い立場で中国に臨んでいくというメッセージを出すということが大きな狙い。
2021/03/15 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 日本での2プラス2で尖閣だけではなく、台湾にも言及があれば、アラスカでの米中外交会談は大荒れになる。米国にとっては日本や韓国で発表することがその後の中国との外交トップ会談についての布石になる。
2021/03/15 BS-TBS[報道1930]
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