【あの一言】
真田&鈴置が徹底検証!・米中首脳会談の思惑
ジャーナリスト・元日本経済新聞編集委員・鈴置高史 トランプ前大統領を除き、歴代の米国政権は、はじめは中国に対して勇ましいことを言っているが、最後の方は尻すぼみになってしまっている。今まで以上に米国は中国を警戒していると言う人もいるが、バイデン大統領は今までの大統領以上に中国に弱みを握られている。中国はまだ持っているネタがあって、「これを出すぞ」と脅せばバイデン大統領は動きが取れなくなる。その構図はバイデン政権の人はみなわかっている。これから脅されるとわかっている時に本気で強気に出ることができるのかは疑問。
2021/02/15 BSフジ[プライムニュース]
愛知淑徳大学教授・真田幸光 バイデン政権は意図的に中国に対し、強めの発言をしてきた。表面的には喧嘩をしているように見せているが、実は後ろでつながっていて共に利益を分配するようなやり方というのが文民・習近平と米国民主党の間には存在するのではないかという見立てが残っている。それをマーケットは見極めようとしており、ひとつのリトマス試験紙となるのはファーウェイ問題や、情報覇権争いの問題となる。
2021/02/15 BSフジ[プライムニュース]
|