【あの一言】
特集・トランプ大統領・再出馬はあるのか
作家・ジャーナリスト・冷泉彰彦 トランプ大統領がお金と政治、司法の裁きを受けるかどうか。1月6日の事件があまりにも衝撃的だったのでどうしても連邦として捜査はせざるを得ない。民主党が弾劾を焦ってやろうとしているのは先にこの問題を決着させて、トランプ大統領は真っ黒だとしておいた方が20日以降の新政権立ち上げでがたつかなくて済むとまで考えている節がある。
2021/01/09 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 トランプの生き残り戦略。大統領選には出ても出なくてもよいと考えている。影響力を残しテッドクルーズのように乗っかってくる人間を大統領にしてもよい。そういういろいろなことを考えながら生き残ろうとしている。一部の熱狂的な人がこれだけ盛り上がる人というのは他にはいない。トランプとしてはそれを使いたいし、テッドクルーズはそれを使って自分が大統領になりたいと思っている。テッドクルーズは共和党の予備選で最後まで戦って党大会で「俺はトランプという奴を支持しない」とまで言った人物。その彼が今乗っかっている。
2021/01/09 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済アナリスト・ジョセフクラフト トランプは少なくとも2022年の中間選挙まで影響力を保つ必要がある。資金力はものすごく、たった3週間で200億ドルを集めた。おそらく今、400億という献金が集まっているとも言われている。これだけの支持者がいるということは共和党がトランプを切ることはできないということを意味する。
2021/01/09 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
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