【あの一言】
新型コロナ“過去最多”暮らし・雇用は?経済再建は?
日本感染症学会理事長・東邦大学教授・舘田一博 新型コロナ感染症を乗り越えたとしても、次にまた同じような新型病原体が出てくることは間違いない。新型コロナの経験を反省し、感染症に強い社会を築くきっかけにしていくべき。感染症学会で感染症専門医というのを育成しているが、残念ながら感染症の指定病院にすら感染症専門医がいなかったという事実が大きく報道された。今、1500人ぐらいいるが、それを早く3000人にして、そういう人たちを大学病院や基幹病院にちゃんと配置して危機管理の視点からパンデミックに備えるべき。そのため国には感染症科というものを戦略的に設けてもらい、危機管理の視点でそれを使う仕組みを考えてもらいたい。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済再生担当大臣・西村康稔 賃上げは大事な要素で経団連に要請した。賃上げの流れを継続していただければ。正規社員化の流れも進めたい。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済同友会・副代表幹事・サントリーホールディングス社長・新浪剛史 ベアは日本の成長を作るには厳しい仕組み。成果に対し払っていくべき。重要なのはデフレ社会に戻らないこと。賃上げを行うべき人材の流動性を作るべき。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済同友会・副代表幹事・サントリーホールディングス社長・新浪剛史 雇用調整助成金に頼って今いるところにずっといると生産性が低い可能性がある。教育訓練やリカレント教育の枠組みで次に成長する企業、産業に移っていただく仕組みを作るのが国の役割。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済再生担当大臣・西村康稔 失業なき労働移動が大事。出向で新たな助成金を作る。マッチング、職業訓練、トライアル雇用の助成も進める。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済再生担当大臣・西村康稔 GoToイベントを行うことによって地域経済を支えていこうという趣旨で予算を組んでいる。ただ、分科会からもステージ3になっている地域については見直しを検討する提言をいただいているので、それぞれの知事と連携して対応していきたい。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
経済同友会・副代表幹事・サントリーホールディングス社長・新浪剛史 GoToは非常にうまくいった政策だった一方で、コロナ対策においては厳しい評価がある。一定の地域に関しては医療の問題もあるので対応はすべき。しかしながら経済の芽は消してはならない。感染が広がっていない地域は継続的にやるべき。経済でメンタルにも厳しくなっていて自粛疲れしている方も多い。実は自殺される方が増えている。こういう実態を考えてGoToを評価していくべき。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
日本感染症学会理事長・東邦大学教授・舘田一博 旅行に関してはガイドラインに従った移動であれば感染リスクは少ない。ただGoToに行った先で気が緩んでしまい騒いでしまうということが起きてくると感染拡大リスクを高めてしまう。いま非常にたくさんの人がGoToを使っているが、今の最高の感染者数、重症者数を考えると慎重に考えていくべき。
2020/12/13 NHK総合[日曜討論]
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