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スペシャル あの一言
2024年05月04日(土)
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【あの一言】
「香港国家安全維持法」可決・一国二制度の危機に世界は
笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
米国と中国の最大の違いは信頼できる同盟国の有無であり、米国がG11で中国を包囲するのに対し中国は単独で対抗しているイメージを与えてしまうこととなる。これは中国が国際社会で孤立しているイメージが定着しかねない不利な状況になると中国は考えている。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

日本経済新聞・村山宏
(中国が強く出る背景には)コロナの後で今の習近平指導部は弱い立場を海外に見せられないという事情がある。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
南シナ海の領有は米国の中国に対する軍事力行使をけん制するためでもあり、南シナ海から潜水艦発射型の弾道ミサイルで米国に対する核抑止をしたいのではないか。米国は空母打撃軍などの戦力を中国に向かわせる可能性があり、これをなるべく遠くで止めたい狙いが中国にはある。中国は第一列島線を越えて第二列島線の間の制海権を取りたいと考えていたが、1980年代に既に2020年までに第二列島線の間の制海権を取るよう中国政府が指示している。そうすると南シナ海も含め西太平洋は全て中国海軍のコントロール下に置かれることになる。インド洋から日本に来る物資なども全て中国のコントロール下となる可能性がある。中国がコンロトールするということはいつでも中国に対して不都合な言動をとる国に対してのけん制となる。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
G11の考え方は、トランプ大統領個人は中国包囲網を作ってみせるということと考えている。米国は昨年度後半から本気で中国と冷戦を戦うモードに入っている。だからといって米国と世界を二分するという発想ではない。中国は新しい機関を作るのではなく国連の専門機関トップに中国人を送ろうとしている。これは国連という枠組みの中で中国の影響力を増やそうという試み。さらに中国のネットワークインフラを使い、そうしたネットワークを構築し影響力を高めようとしている。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

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