【あの一言】
6月危機・コロナ襲う「病院経営」・懸念第2波備えは?
ジャーナリスト・後藤謙次 政府は今回の第二次補正予算も含めて、3兆円の予備費も含めて予算を用意しているが、具体的な支援をどうするのかということはまだきちっと定まっていないのが現実。コロナを受け入れたことによって、経営難に陥る、あるいは病院に行けばうつされるかもしれないと行くのを控えてしまう。それによる収入減がある。稼ぎ頭の人間ドックに行く人がほとんどいなくなっている。もうひとつ、コロナがもたらした新しい医療の動きの中ではオンライン診療がある。オンライン診療については日本医師会は反対していたが、コロナがきっかけで受け入れた。日本医師会の会長選挙も現職の会長が負けたが、オンライン診療の影響があったと言われている。つまり中長期にわたって医療が様々な問題を抱えている。われわれの命がかかっている問題でもあり、国は果敢に向かっていく必要がある。
2020/06/28 テレビ朝日[サンデーステーション]
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