【あの一言】
新型コロナウイルス・今知るべき事・専門家2人が最新解説
元毎日新聞記者・石戸諭 そもそも日本の感染症対策はすごく遅れている。米国にはCDCという感染症対策をする専門機関がちゃんとあって、そこが科学的エビデンスに基づいた対策を早めに打っていく。ちなみにCDCの予算は8000億円。日本の国立感染症研究所の予算は10年前は61億円だったが、今ではどんどん減らされて41億円。これは由々しき事態。感染症対策の専門家機関の必要性が必須と言われているにも関わらず、政府は全然対策を取ってこなかった。だから今回のようなことが起きた。市中感染で対策が後手後手に回ることも当然起こり得る。(国の)対策が遅れているという前提で国民も対策をしないといけないという難しい局面に来ている。
2020/02/23 フジテレビ[Mr.サンデー]
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