【あの一言】
<今日のプラス10>GDP大幅マイナス成長「最悪のタイミング」とは?
マーケットリスクアドバイザリー代表・新村直弘 SARSの時2003年には中国は経済が爆発的に拡大する人口ボーナス期だったこと、米国が元々景気刺激で減税やることに決まっていた上、人口ボーナス期に入っていた。この2つが景気を支えた。今は景気が減速してきて、中国というけん引役が今までの力を失い、しかも中国が肺炎を出している状態での回復はなかなか難しい。
2020/02/17 BSジャパン[日経プラス10]
マーケットリスクアドバイザリー代表・新村直弘 そもそも肺炎の話がある前から、4月5月6月ぐらいがおそらく景気の底だろうと言われていた。ここで底入れをして米国の減税とかもあって大統領選に向けて回復していくのだろうという期待感があった。主要国製造業PMIでも底入れ感がやっとでてきたところだった。このタイミングで肺炎の話が出てきてしまい消費が落ちてしまい、場合によってはサプライチェーンも壊れてしまいかねない状況で底割れということも起きえる。日本だけではなく4月5月6月に世界経済が後退してしまう可能性がゼロではなくなってきた。
2020/02/17 BSジャパン[日経プラス10]
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