【あの一言】
米国・イラン沖で有志連合結成へ
拓殖大学海外事情研究所所長・川上高司 自衛隊はホルムズ海峡に行かざるを得なくなる。米国は大統領選挙前でどんどん危機感を高めている。6月には日本に向かっている船舶が攻撃を受け、英国も攻撃を受けるなど危機感が高まっている。今はフェイズ1で海賊に対する船舶の護衛艦を振り向けるというところで対処できる。米国が言う有志連合に日本がどういう形で入るのかといえば、おそらく途中で自衛隊法に基づく海上警備行動に切り替えざるを得なくなる。ただ、それだと日本に関係する船しか守れないので不満が起きる可能性もあるため、新たな事態に即応した特措法の制定が考えられる。この措置に海上警備行動から転用できないかと考えている。
2019/07/13 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
|