【あの一言】
論争・借金増えても大丈夫?驚きの経済理論“MMT”
日銀・黒田総裁(VTR) MMTは極端な主張。こうした考え方が我が国に当てはまるという見方はまったくの誤り。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
麻生副総理・財務相(VTR) 財政規律を緩めることは極めて危険なことになりうる。この日本をMMTの実験場にするという考えはもっていない。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR) 日本は主流派経済学者の予測を覆す好例だ。先進国でもGDPに比べた借金の割合が最も高いがインフレは起きず返済不能にもなっていない。国の借金がGDP比100%だろうが、200%だろうが怖くない。日本は借金の大きさについて悩むのをやめるべきで、景気が回復してくるとおじけづき借金を減らそうと緊縮財政や増税をやるが、私が言いたいのはアクセルを踏んだまま経済成長を加速させ借金を減らすようにすべきだ。今はあらゆる人がMMTを批判しているが将来、議論はひっくり返ることになるだろう。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
バードカレッジ・ランダルレイ教授(VTR) MMT(Modern Monetary Theory/現代貨幣理論)のゴールは財政への見方を変えることだ。国の借金は人々が考えているような恐ろしい怪物ではない。国が借金を返せなくなり財政破綻することはない。借金が増えるより速く成長すれば財政赤字は減っていく。オバマ前大統領が景気刺激策を行ったときを例にあげると、市場が回復し成長が加速すると財政赤字の比率は半分に減った。自国の通貨を持つ国々はわざわざ緊縮財政にして成長できなくしている。予算に限りがないと理解すれば経済成長・生活水準の向上、より完全な雇用につなげることができる。
2019/05/19 NHK総合[おはよう日本]
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