【あの一言】
<寺島実郎の「未来先見塾」~週刊寺島文庫~>情報化時代の流通
ファーストリテイリング・会長兼社長・柳井正 ネット通販は米国よりも中国の方が進んでいる。今は、オンラインtoオフライン、オフラインtoオンライン、これをシームレスでつなぐ業態が生き残る。お互いに相乗効果を持った仕組みを作った企業が勝つ。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 ネット販売に代表されるようにどんどん流通の中身が変わってきている。20世紀と21世紀の境目でデパートからショッピングモールへという大きな流通の転換が起こった。デパートがリードしていた時代からモール中心の業態になってきた。ところが米国ではモールの時代も静かに終わりつつある。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
ファーストリテイリング・会長兼社長・柳井正 各国が財政的に金融緩和をやっていて、貨幣の値打ち委が非常に下がっている。貨幣が国と国を超えるのも非常に難しい。ブロックチェーンはありだと思う。今後、ビットコインのような暗号だけで何の背景もないものが、価値を持つようなことはありえないのではないか。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
ファーストリテイリング・会長兼社長・柳井正 今の成長産業は情報産業でAIやロボティクスなどが中心になってくる。デジタルに情報が変わっていけば、情報のやりとりがもっと簡単になり、お客様が商品を買う場合は、まず情報見て商品を見る。商品を見ながら情報を参考にして商品を買うという買い方に変わってくる。小売業自体もそのようなことを利用したものに変わらなくてはいけないし、お客様の本当に欲しがるものをどのように作っていくかという事をやっていかなくてはいけない。売れるところに出て行くことと成長する産業に近づくことの代表がグーグル、アマゾン、アップル、フェイスブック。そこにアリババとテンセントが加わる。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
|