【あの一言】
<寺島実郎の「未来先見塾」~週刊寺島文庫~>2019年の世界経済
ファーストリテイリング・会長兼社長・柳井正 世界最大の人口を持っているアジアが成長している。今までの先進国以上の人口を持っているところの中産階級が増え、そのおかげで成長している。それと先進国の経済が全部つながっている。それを断ち切るような紛争はお互いにやめないといけない。アジアが発展し世界の中心になっていくのは近代始まって以来のこと。世界中の国々もこれと一緒になって成長していくという時代。領土問題や宗教問題、経済問題などで いろいろな紛争が起きていることは残念。アジア太平洋を中心にした東アジアおよび米中対立が一番気になるリスク。ヨーロッパは非常に危険。特に景気や人種の問題がある。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
寺島実郎 欧米メディアからは世界経済の変調という言葉が非常に強く打ち出されてきている。変調という時に多くのエコノミストが一番気にしているのは株価の乱高下。米中対立の質が変わってきていて、情報技術覇権をめぐる争いになっている。ただし、米中はお互いに大国主義的な判断を持っているので永久に対立が続くと思っていたら大間違いかもしれず、両国が手を打つということも十分考えられる。
2018/12/21 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
|