【あの一言】
舞台裏・G20首脳会議・日ロ交渉で温度差!?“北方領土”返還プーチン戦略は?
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 ドミトリービリチェフスキー駐日ロシア公使は1956年の共同宣言が事実上の平和宣言だと発言した。93年の細川政権とエリツェン大統領が東京宣言で四島の帰属を明らかにしてから平和条約を結ぶという立場にはロシアはないということをはっきりと言った。二島をきちんと国境も確定させて、今後、河野外務大臣とラブロフ外務大臣が条約の文言を詰めていく作業に入った。とりわけラブロフ大臣は国連大使を長くやっており、ものすごく条約と文書のきめの細かい最終的なやり取りを行うプロ中のプロと言われている。今後、事務方も含めて来年初めに安倍総理がロシアを訪問し、6月に日本にプーチン大統領が来る時までにはかなり大枠の形が決まってくるような加速状況になりつつある。
2018/12/03 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・堀田佳男 過去500年ぐらいの近代史を遡って見ても、領土問題というのは非常に野蛮。戦争によって取った、取られたということがずっと繰り返されてきた。北方領土に関してもそういう意識をロシア側はずっと持っている。
2018/12/03 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
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