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2024年04月25日(木)
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【あの一言】
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笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
強硬姿勢を鮮明にする中国・日本はどう対処すべき?
まず私たちが認識しなければいけないのは中国はその意図を全く変えていないということ。その意図というのは尖閣諸島を必ず領有するということ。2017年ごろから4隻ほどの固まりで来ることが多くなってきている。現在ではずっと尖閣諸島の周辺に居座り続けることができる能力をつけた。基本的に尖閣諸島の周辺での圧力を増加させることは当たり前だと思っており、事態をエスカレートさせることが普通だと考えていることは認識しておいた方がいい。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
「香港国家安全維持法」可決・一国二制度の危機に世界は
G11の考え方は、トランプ大統領個人は中国包囲網を作ってみせるということと考えている。米国は昨年度後半から本気で中国と冷戦を戦うモードに入っている。だからといって米国と世界を二分するという発想ではない。中国は新しい機関を作るのではなく国連の専門機関トップに中国人を送ろうとしている。これは国連という枠組みの中で中国の影響力を増やそうという試み。さらに中国のネットワークインフラを使い、そうしたネットワークを構築し影響力を高めようとしている。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

日本経済新聞・村山宏
「香港国家安全維持法」可決・一国二制度の危機に世界は
(中国が強く出る背景には)コロナの後で今の習近平指導部は弱い立場を海外に見せられないという事情がある。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
「香港国家安全維持法」可決・一国二制度の危機に世界は
南シナ海の領有は米国の中国に対する軍事力行使をけん制するためでもあり、南シナ海から潜水艦発射型の弾道ミサイルで米国に対する核抑止をしたいのではないか。米国は空母打撃軍などの戦力を中国に向かわせる可能性があり、これをなるべく遠くで止めたい狙いが中国にはある。中国は第一列島線を越えて第二列島線の間の制海権を取りたいと考えていたが、1980年代に既に2020年までに第二列島線の間の制海権を取るよう中国政府が指示している。そうすると南シナ海も含め西太平洋は全て中国海軍のコントロール下に置かれることになる。インド洋から日本に来る物資なども全て中国のコントロール下となる可能性がある。中国がコンロトールするということはいつでも中国に対して不都合な言動をとる国に対してのけん制となる。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司(VTR)
「香港国家安全維持法」可決・一国二制度の危機に世界は
米国と中国の最大の違いは信頼できる同盟国の有無であり、米国がG11で中国を包囲するのに対し中国は単独で対抗しているイメージを与えてしまうこととなる。これは中国が国際社会で孤立しているイメージが定着しかねない不利な状況になると中国は考えている。
2020/06/30 BSジャパン[日経プラス10]

日本感染症学会専門医・佐藤昭裕
“日本ワクチン”きょうから治験見込み・激化!世界で“開発競争”
DNAワクチンは弱毒したものを使っていたこれまでのワクチンと異なり、ウイルスの一部のたんぱく質を使い、抗体を作ろうというもの。これまではインフルエンザワクチンとかでDNAワクチンを開発した経緯があるが、少し効果が弱かったということがあり使われたことがない。今回DNAワクチンが注目されているのは非常に開発までの時間を短くできるからということと、塩基配列がわかっていれば大量に作ることができるからである。あっという間に完成できる。この技術が安全で有効性が確認できればコロナだけでなく、ワクチン業界にとってはすごく重要な出来事になる。
2020/06/30 日本テレビ[スッキリ]

番組アナウンサー
“日本ワクチン”きょうから治験見込み・激化!世界で“開発競争”
明治大学・海野教授によると、アストラゼネカ社のワクチンには供給の順序がある。優先順位1位は開発している自国の英国で、人口6600万人ぐらいだが、1億回分を確保している。さらに開発に10億ドル以上を拠出し、3億2700万人の人口を持つ米国には3億回分を確保している。優先順位2位はアストラゼネカ社と同盟を組んでいるワクチン同盟というのがあり、この中のイタリア・ドイツ、フランス・オランダに最大4億回分を供給し、この後に医療体制が整っていないアフリカ諸国やインドに供給するのではないかといわれている。この時点で既に8億回分近くが使われてしまう。この後優先順位3位に日本になるのではないかと言われている。
2020/06/30 日本テレビ[スッキリ]

番組アナウンサー
“日本ワクチン”きょうから治験見込み・激化!世界で“開発競争”
治験第1段階は10人から100人に対して安全性を判定する。治験第2段階は100人から1000人に対して副作用などを観察し、投与量やスケジュールなどを決める。第3段階は1000人から1万人に対してさらなる安全性を検証する。28日の時点で世界で148団体がワクチンを開発中で、131団体が未だに動物実験段階にある。治験第1段階は14団体あり、大阪府の吉村知事によるとアンジェスが大阪大学などと共同開発中のワクチンがきょうから治験第1段階へ移行する。治験第2段階は2団体、第3段階はまだ1団体しかない。これが最有力候補といわれる英国・アストラゼネカ社のワクチン。現段階でアストラゼネカ社の研究者が成功する確率は50%しかないと言っている。
2020/06/30 日本テレビ[スッキリ]

日本感染症学会専門医・佐藤昭裕
“日本ワクチン”きょうから治験見込み・激化!世界で“開発競争”
ワクチンは開発から市場に出るまで普通10年から15年かかる。さらにワクチン開発が成功する可能性は10分の1以下と言われている。今回140ぐらいの候補があるが、その中で使えるようになるのは10種類以下だと考えられ、過度な期待はしないほうがいい。
2020/06/30 日本テレビ[スッキリ]

産経新聞ワシントン駐在客室特派員・古森義久
トランプ「再選」を拒む理由とは
民主党、リベラル派からするとジョンボルトンというのは憎むべき保守主義のシンボル。ボルトンの暴露が大統領選に影響することはない。共和党は選挙になったら民主党が敵になる。
2020/06/29 BSフジ[プライムニュース]

朝日新聞編集委員・牧野愛博
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>「韓国への報復」で強硬路線・続く“緊張”
一部の専門家が心配しているのは、もしトランプ大統領が大統領選挙で負けた時に、1月の任期末までの間に無茶なことをするのではないかということ。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>“新型コロナ”・米国で感染再拡大
感染症の専門家はなんとしても前のめりになって感染症を食い止めようということでいろいろな提言だとか、見解というものを打ち出してきた。例えば北海道大学の西浦教授は専門家会議のメンバーではないが、重要な情報を発信してきた。「丸腰で新しい感染症を受け入れると42万人以上が死ぬ」というようなことを発言したり、水際作戦の提言では何人かの感染者が入国した場合、感染大爆発につながりかねないとか言っている。その辺りが政府が考えている経済の活性化に対して足かせとなっており、一部の経済の専門家らが西浦教授のいう事に否定的な発言をしている。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

白鴎大学教授・岡田晴恵
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
小声でしゃべってもかなり飛沫が飛ぶとの論文が「ニューイングランドジャーナルオブメディシン」に出ている。大声で話した時の3分の2ぐらい小声でも飛ぶ。マスクを取っての会食とか飲み会はリスクとなる。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
自民党のある議員の方がPCR検査が1日2万8000件ぐらいできるようになったと言っている。これには疑心がある。以前から安倍さんが1日2万件できると言っていたが、1万件ちょっとしかできていなかった。体制を整備することが必要で、2万8000件では全然足らない。10万件ぐらいできるようにしておかないと、大きな波がきた時にはとてもたえられない。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
医療に関していえば、病院のダメージというものが非常に大きかった。病院が赤字だとかそういう話が出ているが、まだまだその問題は修正されていない。大急ぎでそういう経済的な部分、体制、陣容を今の内に整えておく必要がある。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
感染経路不明者が増えてきている。小池都知事が以前示した経路不明者50%と示したことがあり、それ以下は大丈夫みたいなイメージがあるが、他国では感染経路不明者が5%いたらもう危ないというレベル。分析を細かくした上で対策をとらないと感染が拡大した時にはもう手遅れとなる。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
この数は油断ならない。高止まりではなく、ゆっくりではあるが、明らかに右肩上がりになっている。数を調べるだけでなく、対策を打たなければいけないレベルにきている。検査の数が増えたから感染者が増えたという考え方は危険。新宿だけで夜のお店は数百軒もありそのごく一部を調べただけでは全体の把握ができない。もうひとつは何人を調べたかがわからない。そういう情報が出てこないので評価することができない。さらに、国立感染症研究所の先生方も言っているが、感染が確認された人をきちんと隔離しているのかが懸念される。自宅療養している人も何人かいると聞いている。そういう人たちが昼に飲食店などに行き、さらに感染が拡大していく可能性がある。数を調べるだけでなく、その辺の対策を打たなければならないレベルに来ている。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

白鴎大学教授・岡田晴恵
<徹底解説・ニュースの焦点>“新型コロナ”・米国で感染再拡大
感染経路不明がこれだけ多いということと、若い人にサイレントキャリアが多いのは危惧されること。サイレントキャリアは市中にたくさんいる。そういう人が無意識にウイルスを運び、病院に入り込んだり、高齢者にうつしたりとかいうことになると非常に厄介。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

白鴎大学教授・岡田晴恵
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・東京できょう60人
高温多湿というのはウイルスにとってうつしにくく不安定にもなるが、それを上回り市中の感染率が高い、人の動態があるような状況だと流行は止まらない。梅雨が明け、秋冬で低温になり乾燥してくれば今の数値に留まらない。夏であっても感染者数をなるべく抑えていく政策をやっていくべき。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

白鴎大学教授・岡田晴恵
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・世界で1000万人に
パンデミックが加速している。ステージが上がった。特にアフリカは西アフリカとかコンゴとかサハラ以南とかは、そもそも検査ができていない。北米の感染者は250万人だが10分の1しかカウントされていないと言われている。世界的には非常に緊迫した状況にあるが、日本は気持ちが緩んでいる。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

昭和大学医学部客員教授・二木芳人
<徹底解説・ニュースの焦点>新型コロナ・世界で1000万人に
まだ第二波ではなく、第一波が継続している。主戦場が主に南半球になっている。これ以上は経済を止めることができないというところで拡大が広がっている。
2020/06/28 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・後藤謙次
警戒・コロナ・家計に影響は?
長く政治を見てきたが(専門家会議の一件は)非常に不可解な状況だった。閣僚の中にも今回のやり方はあまりにおかしいとしている人もいる。西村大臣は発言をやや修正したようだが、ひとつは専門家会議が会見している時に西村大臣が別の場所で発表したこと。もうひとつは根回しや説明がまったくないままに廃止されたこと。結局、議事録の記録をどうするかという問題が起きてきたから廃止となった。今後、コロナ対策の継続性の意思とか、検証可能性をどう確保するかということをきちっとやらないと、コロナ対策で政府そのものの信頼性が失われてしまう。
2020/06/28 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
6月危機・コロナ襲う「病院経営」・懸念第2波備えは?
政府は今回の第二次補正予算も含めて、3兆円の予備費も含めて予算を用意しているが、具体的な支援をどうするのかということはまだきちっと定まっていないのが現実。コロナを受け入れたことによって、経営難に陥る、あるいは病院に行けばうつされるかもしれないと行くのを控えてしまう。それによる収入減がある。稼ぎ頭の人間ドックに行く人がほとんどいなくなっている。もうひとつ、コロナがもたらした新しい医療の動きの中ではオンライン診療がある。オンライン診療については日本医師会は反対していたが、コロナがきっかけで受け入れた。日本医師会の会長選挙も現職の会長が負けたが、オンライン診療の影響があったと言われている。つまり中長期にわたって医療が様々な問題を抱えている。われわれの命がかかっている問題でもあり、国は果敢に向かっていく必要がある。
2020/06/28 テレビ朝日[サンデーステーション]

東京都立大学教授・詫摩佳代
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
米中の対立をそのまま放置すればおそらく分断と分散化というものが国際秩序を襲ってくる。様々な局面において、欧州とか豪州とかアジアとかで複数の枠組みができているが、その枠組み同士の競合とか、事業の重複が出てくる。コロナの収束、ワクチンの開発、世界経済の回復などグローバルな課題に向けて米国と中国以外の国々が連帯することによって既存の枠組みを強化・補強することが求められる。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
パワー、理念というものを乗り越えるのはなかなか難しい。それを網羅して国際的な秩序を作るためにはまずは、国際組織というものがあるはず。かつては米国を中心とした西側諸国が国際組織を国連の下や別枠で作ってきたが、こうした組織がみるみるうちに瓦解しようとしている。特に米国トランプ政権はWTO、WHOなど我々をまとめてきたものを崩そうと動いてしまった。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

慶応義塾大学教授・西野純也
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
米中対立の深さが国際秩序の分断につながっていく可能性が高いのではないかと心配している。第2波にむけて国際協調は非常に重要であり、秋のG7は重要。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
米中対立がほとんどワシントンのコンセンサス。香港人権法案はほとんど全会一致で通り、ウイグルに関する人権法案も通っている。政権が変わっても続くであろう大きなうねりになっている。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
コロナの影響で共和党の保守層の中にもトランプ大統領がコロナをうまく乗り切る対処をしたのかということについて疑問を持ち始めた時に、ボルトン氏の本を読んで背中を押され、やはりトランプ大統領のままではまずいかもしれないと思わせる力になる可能性はある。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
コロナの影響は大きかった。2月まではこのままいけばトランプ大統領の勝利だろうと言われていた。しかし3月になって失業率が20%にいくかもしれないとの声が出ると、これは落選ではないかという悲観の声が出てきた。政権にとっても米国経済にとっても不安要素がかなり生じてしまっている状況。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
(北朝鮮の)軍事行動が激しく出てくるとトランプ大統領もリアクションを起こさなければならなくなる。そこが非常に心配な部分。6月17日にはポンペイオ国務長官と楊潔チがハワイで会談している。臆測だが、何らかの形で中国にストップをかけるようにという話があったかもわからない。あるいは北朝鮮の中で経済が良くないので、韓国に対する過度な挑発に不満が出たのかもしれない。米国としてはこれ以上、大きくなってほしくないというのが本音。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

防衛大学校長・国分良成
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
日中の貿易は5%位しか減っていないし、米中の貿易も15%位なのに1月から4月までの間に中国と北朝鮮の貿易は約67%ダウンしている。お互いにロックダウンしており、最近は北朝鮮に物資がほとんど入っていない状況が続いている。中国にとって北朝鮮の問題は、米国との関係をどうするかにおいては重要だが、北朝鮮そのものを本当に考えているのかという部分がある。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

茂木敏充外務大臣
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
今まで以上に国際協調の必要性が高まっている。一方で米中が対立しており。国際機関として主導的な役割を担わなければいけないはずのWHOに対しても様々な疑念が持たれている。ポストコロナの様々な国際ルール、国際システムを作り直していく段階にこれから入る。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

東京都立大学教授・詫摩佳代
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
感染症は公衆衛生という閉じられた領域の課題ではなく、政治、経済、生活と他局面に影響を及ぼすグローバルな危機になってきた。各国も保健省だけでなく複数の省庁が対応に関与している。トランプ大統領を見ても秋の大統領選挙を意識した対応になっている。そのため中国に責任を転嫁する動きが見られる。中国もマスク外交を展開して影響力の拡大を進めようとしている。世界経済の回復、途上国における感染管理、次なるパンデミックに備えるというグローバルな課題が次々と吹き出ている中で、必要な連帯が見られない。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・中林美恵子
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
本来であればWHOなどの国際組織を通して様々な国との協力をしていかなければいけないのに、ワクチン開発でも競争する状況になり、その先には中国の存在が明らかになって出てきた。米国の国内世論を通しても中国に対する好感度はコロナを通して非常に下がった。コロナの時代は技術、経済だけでなく米中の対立が他の国々をも巻き込んで、民主主義の理念を競争の中に巻き込んでいく。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

防衛大学校長・国分良成
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
米国の相対的なパワーが少しずつ落ちてきている。民主主義の価値が重要なのか、強権主義の方がコロナ対策には上手く行くのか。こういう議論も起こってきていて、同時に国際秩序を支えるような国際組織、例えば国連にせよWHOにせよWTOにせよ、そういうものの役割が揺れている。揺れている国際秩序の中に中国が入り込んできている。その隙間の中で中国が色んな形で動き、我々の地域においても香港問題とか東シナ海とか。国際情勢の中で混沌とした状況が生まれつつある。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

茂木敏充外務大臣
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
ベトナム、タイ、オーストラリア、ニュージーランドの4か国を対象として今、どういった形で人の往来を進めるかの調整を進めている。もう1つ、どういうタイプの人を入れるか。ビジネス関係の方の往来を始め、次の段階は留学生等になる。最終的には観光客も含めた一般の方になる。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

茂木敏充外務大臣
北朝鮮・米国・中国・国際情勢を読み解く
IMFの経済見通しを見ても今年は-4.9%で、コロナの経済への影響が世界各国で懸念されている。収束しつつある国から規制を緩和する動きが続いていて、シェンゲン諸国内では域内での移動を緩和している。EUは域外との行き来についても緩和するということで、7月1日から日本を含んだ十数か国との間で緩和の方向で調整している。
2020/06/28 NHK総合[日曜討論]

松原耕二
新型コロナの専門家会議・突然の廃止
3月に「無症状の人からの感染というのがある」というのを専門家会議メンバーは提言に入れたかったが、政府から「無症状の人から感染するのでは対策の打ちようがない、(国民が)パニックになる」として政府の意向によって削除された。先日の(専門家会議の)会見で今後、専門家会議の人たちは提言に徹するとしているが、これは裏を返せば自分達が表に出て話したことに対し、責任を問う声がかなり出たということであり、今後は政府に責任をとってほしいということ。これまでは専門家の方々が表に出て、いろいろと説明してきたが、そういう生の声が聞こえなくなる可能性がある。一方で分科会の透明性は担保できるのかといえば、議事録も作らず、議事概要というのを作るということで、どんな議論をしたというのはよくわからないままになる。専門家が表に出ずに裏に回るとしたら、政府がどうやって政策を決めたかということもブラックボックスになる。
2020/06/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

国際医療福祉大学・感染症学講座主任教授・松本哲哉
ドイツの町でもロックダウン・世界の感染拡大が加速
秋に大きな波が来る。実際にそれが収まってくるのは多分来年の5月ぐらい。それまでは引っ張る可能性がある。結局、非常に短期間で抑え込むというのは難しく、長期化する。その間にどのくらいの多くの感染者数が出てくるのかというのはこれからの政策にもよる。ワクチンはおそらく間に合わない。
2020/06/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

東京歯科大市川総合病院教授・寺嶋毅
東京きのう57人・首都圏感染者じわり
経路不明者10名以上が10日連続で続いて、ここ4日間は20名前後にまでなっている。その背後には無症状で水面下に広がっている人がもっといる可能性がある。そこからまたクラスターや院内感染、家族内感染につながると連鎖が起きてくる。両者を合わせるともっと増える可能性もある。東京アラートの点灯以前よりもむしろ感染者数が多いのにアラートも出ていない。東京アラートの効果というものが、何だったのだろうかと感じるし、逆にあの時、出す必要があったのかということにも課題が残る。そういう意味ではもっと効果を出す方向で基準とかをいろいろ見直す必要がある。
2020/06/28 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

早稲田大学教授・中林美恵子
特集・ボルトン回顧録・日米関係については
まだ大統領が現職なのに本来は秘密であるべき話が出てしまうということが、現実の外交安保にも影響を与える可能性がある。実際にそれは起こりつつあり、トランプ大統領もこれが本当だと思われないように行動しようという逆の回転も始まっている。日本は相当、お金を払うことでトランプ大統領をなだめてきた足跡が見えるが、イージスアショアを入れないことになると、駐留経費でそれを穴埋めするのかという話にもなる。韓国の状況もこれからどうなるかわからないが、北朝鮮が暴れるような様子を見せたり、中国が軍拡を進めているような状況では日本もこれから新しい形で日米安保を深化させていく必要がある。金額的にも日本の役割を拡大させるとか、今年後半は日本にとっても非常に重要な局面にさしかかってくる。
2020/06/27 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

岩田公雄
北朝鮮・軍事行動一転保留・方針転換のワケは
北朝鮮からすれば米国を対話に引っ張り出したいというのがあり、その中である程度の了解で役割分担をして韓国を揺さぶっているのではないか。
2020/06/27 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

龍谷大学教授・李相哲
北朝鮮・軍事行動一転保留・方針転換のワケは
先週、この番組で60%ぐらいの割合で北朝鮮・金正恩委員長の健康に不安説があると言ったが、その割合は今はもっと高くなっている。26日に最高司令部から声明文が出ていて、前線部隊はいつでも戦闘できる最高の警戒態勢を取れと命令している。軍事計画を中止している一方でそうした態勢を命じたということは国内で何か問題が起きている可能性を示唆している。金与正の指示が一時的なものか、これからも続くのかはわからない。(金委員長の健康状態が良くない場合)金与正が権力を受け継ぐのは間違いない。ただし、彼女には軍経歴がないこと、党内の位が低いことなどいくつかのハンディキャップがあり、権力を維持できないのではないかと言われている。
2020/06/27 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

神田外語大学・興梠一郎教授
激論!“コロナ禍”習近平主席と中国
中国海警局は実は軍の管理下に入っており、海軍と共同で訓練ができるようになった。つまり、軍の組織。習近平はこれを制度的に着々とやっていて、日本とは全然違うステージで考えている。ボーっとしていると日本は本当に危ない。世界から叩かれ、米国と対立が深まることで逆に習近平の求心力が高まっている。
2020/06/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

自民党・武見敬三議員
激論!“コロナ禍”習近平主席と中国
今の共産党体制は非常にグローバルに戦略的にちゃんとものを考えている。例えばコロナに関わる自分達の弱点を逆に長所にして保健外交をしている。アフリカとの間で6月17日には首脳会議をバーチャルでやり、その中でアフリカに対する保健医療の支援体制を約束するとともに、中国でのワクチンの開発が成功したあかつきには優先的にアフリカに提供するということも言っている。中国は自分達の地政学的利益を得ながらコロナを利用して自分達の影響力を着実に拡げている。それが共生する人類の体制づくりの一環なんだという戦略外交をやっている。
2020/06/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

神田外語大学・興梠一郎教授
激論!いま中国で何が起きているのか?!
去年の10月というのが一つキーワードとなっている。中国外交部のチョウリッケン報道官がウイルスは米軍が持ってきたといった。具体的には武漢に米軍が行った10月の世界軍事運動会。逆をいえば中国は10月で既に武漢でウイルスがあったということを認めてしまっている。これではまずいということでそれ以降は言わなくなった。実は中国では10月21日にいきなり生物安全法というのが提案された。その中に実験室の安全を管理しろという条項もはいっている。掘れば掘るほどいろんなものが出てくる。
2020/06/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

早稲田大学・中林美恵子教授
激論!ド~する?!米国“コロナ感染”拡大の一途
暴動が長引くと逆にトランプ大統領に有利になる可能性もある。最近、暴動で銅像を引き倒したり、ペイントしたりとかということがあったが、これに人々はさすがに疲れてきた。あの黒人の方の殺され方がひどかったので、あまり言えないがこれは行きすぎではないかというふうに思う人が増えつつある。トランプ大統領は暴動の方にフォーカスすることでこれからもう一回巻き返しを図ろうとしている。
2020/06/27 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]

元駐米国大使・藤崎一郎
視聴者からの質問・疑問・米国の財政について
オバマ前大統領の時代から米国は「世界の警察官にはもうならない」と言っている。米国の財政赤字は日本に比べれば随分小さいが、アフガニスタンとイラクで15年戦争をやっているので、ある意味で疲弊しきっている。トランプ大統領は、自分たちは貿易でも軍事でも損をしているのではないかと考え、取り戻そうと思っている。そしてこれを言うことによって、国民の支持を得ようとしている。
2020/06/26 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

元駐米国大使・藤崎一郎
視聴者からの質問・疑問・米国の財政について
(バイデンに大統領が代わった場合)バイデン前副大統領は紳士的。日本への向き合い方はオバマ政権時代とあまり変わらないだろう。中国との関係も今のように対立的な状況は減るのだろうと思う。予測可能であり、大統領と総理という関係ではなく、もっとチームプレーをするようになる。
2020/06/26 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

藤崎一郎元駐米国大使
<Newsパネル>軍備・敵基地攻撃能力は必要か?魚雷・空母・潜水艦・海の脅威
沖縄もそうなのかもしれないが、中国は尖閣を自分のものだということを示したい。日本にあるという現状を絶対認めたくないということで抗議し続けている。
2020/06/26 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

藤崎一郎元駐米国大使
<Newsパネル>敵基地攻撃能力は必要か?極超音速時代・空の脅威
一番気をつける必要があるのは尖閣。北方領土はもうロシアにおさえられてしまっている。竹島も韓国におさえられている。一方で尖閣だけは日本が持っている。中国からすれば取り返しに来ようと入ってくる可能性が一番高い。だからこそ(船や飛行機が)しょっちゅう入ってきている。あそこにどういう形で来るか。例えば今まで起きているような形で粛々と来るのではなく、ヘリコプターでやって来て、ぱっと上陸されてしまったらどうするのかというようなことを今から考えておく必要がある。従来的な発想ではなく、どうやって尖閣を守るか。オバマもトランプもそうだが、米国大統領自らが中国に手を出すなと言っている。きちんと安倍総理と共同声明でも言っている。それで(中国は)怖くて手を出せない。あとは海保と海上自衛隊とかが空からの領空侵犯や侵攻を防ぐかということが大きな問題で、守れる体制をつくらないと、例え尖閣に灯台や港を作っても、とられてしまえばそんなものはすぐにでも撤去されてしまう。尖閣に入らせないような仕組みを作ることが大事。
2020/06/26 テレビ朝日[大下容子ワイド!スクランブル]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
コロナ禍でも米国第一主義
今回、WHOを脱退しても良いのではないかと米国人の多くは同調している。米国は、国際社会をまとめて中国に対して、圧力をかけたり、反発をする絶好のチャンスなのに、トランプは、自国主義だけで一対一で対応をし、世界をまとめきれていない。
2020/06/25 BS11[報道ライブ インサイドOUT]

東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆
コロナ禍でも米国第一主義
直面している難題は、グローバル社会において、国際機関が機能していないこと。それに対するガバナンスのメカニズムも用意されていない。権力に対する監視を強化した上で、監視型都市を整備しないといけない。
2020/06/25 BS11[報道ライブ インサイドOUT]

前統合幕僚長・元海将・河野克俊
3人の元統合幕僚長に聞く・中国「尖閣強行上陸シナリオ」
絶対に米国が巻き込まれるようなことについては中国は出てこない。米国が出てこないと確信を持った時に中国は出てくる。中国が尖閣諸島をコントロールという状況になれば、米国は(日本を米国が守る日米安保条約)5条を発動しない。
2020/06/25 BSフジ[プライムニュース]

前統合幕僚長・元海将・河野克俊
あるべきミサイル防衛の形は
あるメディアはトランプ大統領から要求されてイージスアショアを買ったと報道するところがあるが、当事者としてはそんな圧力はなかったと記憶している。明らかに日本の(北朝鮮に対する)危機感でイージスアショアを買った。米国がどう反応するかではなく、日本の問題として考える癖を付けるべき。
2020/06/25 BSフジ[プライムニュース]

元統合幕僚長・元空将・岩崎茂
「イージスアショア」配備中止
河野防衛相は全てを語っていないかもしれない。ブースターは判断の一つの要素であり、ブースターのことだけで決めていないかもしれない。国内の調整や米国との調整がどこまで終わっているのか分からない中でやるということは、もっと言いにくいことがあるのではないか。
2020/06/25 BSフジ[プライムニュース]

早稲田大学教授・中林美恵子
衝撃・第1回米朝会談舞台裏・“会見”と“写真”に執着?
トランプ大統領なりの目的があり、北朝鮮の問題を解決することで歴史的な大統領として名を残すことができるかもしれない。和平の宣言にうまくいけばこぎつけることができるかもしれないと思ったかもしれない。一方でボルトン氏は後戻りできない検証可能な完全な非核化を要求し、少なくともどこにそのような施設があるのかのリストぐらい出さなければ、ベトナム・ハノイでの合意はあり得ないとの信念を持っていた。この点が暴露本の中に滲み出ている。
2020/06/24 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

橋本五郎
舞台裏・元側近「暴露本」衝撃内容・米国軍駐留費で「日本を脅せ」
(ボルトン暴露本の内容は)それぞれが、さもありなんという話。駐留経費の話もおそらくその通りで、(トランプ大統領は)ムダ金だと思っている。おそらくこれから正式に要求してくる可能性がある。日本も覚悟してかからないといけない。米国は世界に対して警察をやっているのにお金をよこせなどという番犬のようなことをしていていいのかというように反論できるように今から理論武装していく必要がある。
2020/06/24 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

早稲田大学教授・中林美恵子
舞台裏・元側近「暴露本」衝撃内容・米国軍駐留費で「日本を脅せ」
トランプ大統領にはコロナの問題や景気の問題でいろんな疑問点が出てきているので、自分でボルトンの暴露本を読んで確かめたいという人が大分でてきている。電子版で買えば世界中で読めるので結構多くの人が読むことになる。機密情報というよりかは悪口に近い。報道ベースや憶測ベースで言われていたことが書かれている。
2020/06/24 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
今後の課題とレガシーは
安倍総理は憲法改正を実現したいと思っている。しかしできると思ったことはないのではないか。クリアしないといけないのは公明党。公明党にとっても次の総選挙まで1年。憲法改正は訴え続けるが、結果としてできないのではないか。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
解散総選挙の狙いと大義
維新の会の動きは台風の目になる。実際に吉村大阪府知事が選挙に出ることは今回はないが、応援に回ったら今一番の人気者となる。一方で政権を共有できるかというとそれは公明党が許さない。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

法政大学法学部教授・山口二郎
解散総選挙の狙いと大義
安倍総理が憲法改正を本気で願うのであれば、野党を粉砕するタイミングで解散を打ってくる可能性はある。東京都知事選で立憲共産と山本太郎がバラバラの戦いをしている。しかも11月は大阪の都構想の住民投票が予定されている。そうすると維新が伸びる可能性がある。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・鈴木哲夫
自民党総裁選とポスト安倍
二階幹事長には二階幹事長なりの美学がある。石破氏が使えるなら使うし総理が使えるなら使うというような人。河野氏が総裁選に向けて去年くらいから準備をしていると聞いている。河野氏もポイントが上がっている。 
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
自民党総裁選とポスト安倍
石破氏は第一次安倍政権の末期と麻生政権の末期に退陣を迫っている。麻生氏も安倍総理もその点はきつい。石破氏は安全保障担当大臣を最初に断っている。ポストを断るということは従わないという意思表示。安倍総理の気持ちはかなりかたくな。石破氏はポスト安倍を目指すのに安倍と違う路線でやっていこうとしている。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
安倍首相「4選」の現実味
(安倍首相の)4選はないと思う。長くても来年9月で終わると思う。会社でも後輩は教えたからといって育つものではない。その人の力によって育つもの。安倍首相のもとでポストを得た人は、その中で育つかどうか。岸田政調会長は育ってほしいと思ってポストに就けているが、期待通りに力を付けてきているかどうか、今は疑問符が付き始めている。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
党内不一致「イージスアショア」停止
党と官邸の関係性はある一件を通じて官邸の力が弱くなった。官邸が何か言っても党でひっくり返せるんじゃないかとなってしまった。きっかけは定額給付金。30万円でまとめて閣議決定までやったが、公明党が猛反発して全国民に一律10万円となった。安倍首相の言う通りにやらなくてもひっくり返せると党も思ってしまった。だから9月入学もうまくいかなかった。
2020/06/22 BSフジ[プライムニュース]

ジャーナリスト・後藤謙次
与正「豹変」の理由・日本政府どう分析?
日本政府は2つの見方をしている。1つは金与正が前面に出てこざるを得なくなったという北朝鮮側の事情が生じたのではないかという見方。その事情というのはこれまで何度も報道にある金正恩の健康問題。10年前に韓国の延坪島に向けて北朝鮮軍が砲撃をした延坪島事件というのがあった。この時は金正日体制だったが、金正恩がこれを指導したといって軍や国民に、金正恩が後継者だとアピールした。その時と非常によく似ている。それからもうひとつの見方は、金与正と金正恩の役割分担。金与正が韓国との緊張状態を高めて、収まった時に金正恩が出てくるシナリオを描いているのではないかというもの。現段階では日本政府は健康不安説の方をある面で信用できるのではないかと有力視している。
2020/06/21 テレビ朝日[サンデーステーション]

慶応大学教授・宮田裕章
データで備える第2波・LINE大規模調査の真実
多くの方々が症状が出てから数日経ち、受診されて陽性ということが明らかになった。世界中のデータを集めてみても対応が早ければ早いほど、経済のキズだったり、自粛期間を少なくできるということが明らかになってきている。こうしたデータを都道府県ごと、市町村単位でプライバシーに配慮した上でフィードバックすることによって第2波への対応につなげていくことができると考えている。
2020/06/21 テレビ朝日[サンデーステーション]

慶応大学教授・宮田裕章
データで備える第2波・LINE大規模調査の真実
コロナウイルスの感染実態を把握するのは非常に難しい。特に感染拡大が起きた時に陽性者だけでなく、その外側の世界で何が起こっていたかを迅速に把握する必要がある。LINEは国民の約7割が利用していて、幅広い年齢層が使っていて迅速に把握することが非常に有効だった。第一回で2400万人の方から答えが来て、その中で2万7000人が4日以上の発熱があったと申告した。この裏側にどういう過ごし方働き方があるのかということを分析した。
2020/06/21 テレビ朝日[サンデーステーション]

ジャーナリスト・須田慎一郎
なぜ・コロナ禍に尖閣沖で領海侵入
日本と中国の間に1日4隻までは中国公船は尖閣諸島の領海と接続水域に入っていいとの密約がある。この密約は第二次安倍政権になってからなされた。それをベースに中国サイドは日本の官邸に1日に船がどういう動きをしたのか、この航跡を記したものを毎日報告してきている。
2020/06/21 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

帝京大学・宿輪純一教授(VTR)
<風をよむ>~“コロナバブル”~
中央銀行が株を直接買うというのは禁じ手。ただ日銀が異次元を超えるような金融緩和をやっていて、間接的に株式の投資信託という形で保有している。2019年には日本の上場企業の5割の大株主に日銀はなっている。これは異常なこと。今の金融緩和というのは応急処置で、これから本格的な経済改革の政策を打たない限り、このバブルは崩壊する可能性が高い。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
<風をよむ>~“コロナバブル”~
株価だけが上がる根拠なき熱狂であり、金融の世界は株に象徴されるようにインフレ化し、実体経済の世界はどんどんデフレ化していく構造になっている。産業に資金需要がないために余ったカネが全部株式市場に回るというような状況になっている。われわれは政治の責任ということを言ってきたが、経済界の責任ということも本当に強く考えないといけない。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

番組ナレーション
<風をよむ>~“コロナバブル”~
しっかりした経済の裏付けがない中で皮肉にも新型コロナがもたらした世界中のバブル。バブルには常に崩壊の危険性が伴う。2000年にはITバブルが崩壊し世界的な不況になっている。2008年には米国の住宅バブルが崩壊し、リーマンショックに襲われた。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
<風をよむ>~“コロナバブル”~
どういう産業、どういう経済システムで、今後日本は飯を食っていくのか。新しい産業というものをどういうふうに起こしていくのか。鉄鋼、エレクトロニクス、自動車産業で食っていた時代はほぼ終わろうとしている。国民の安心のための医療産業だとか、防災産業だとかを大きく充実させて、日本らしい技術を生かし世界に売り込んでいけるような産業を興していく気持ちを語らないといけないのに、日本の産業界は「自粛してリモートワークしましょう」みたいな次元に閉じこもっている。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中央大学教授・目加田説子
<風をよむ>~“コロナバブル”~
コロナ金融バブルで潤っている人というのはごく一部の人で、大半の方はコロナで非常に厳しい状況に追いやられている。その格差はすでに存在したが、コロナによってさらに拡大していくことが懸念される。そういう時であるからこそわれわれは何に税金を使うべきなのか、その使い方が問題になる。われわれの生命や財産を脅かすものは北朝鮮のミサイルなのか、ウイルスの脅威なのか、どこに予算を配分すべきなのかを今一度考えるべき。ポストコロナの時代というのは現状回復であってはならない。これを機に新しいビジョンを持ちポストコロナの時代を考えていくべき。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
米国・トランプ・習近平に再選支援要請か
なぜトランプ大統領のような人が米国の大統領になってしまったのかと改めて思うが、キーワードは「ホワイトナショナリズムの徒花」。今回の黒人暴動であぶりだされたように、米国という国が直面している状況は人口の比重において、2020年の推計で白人57%、ヒスパニック19%、黒人13%、アジア系6%で、まもなく米国は白人の国ではなくなるということ。それに対し、プアホワイトと呼ばれている人たちの苛立ちみたいなものがトランプを担ぎ出した。日本にとってトランプ時代とは何であったかといえば、無理押ししてくるトランプに日本は溜息まじりで過剰に同調し、合わせていくしかなかった。イージスアショアの話もまったくこれと同じ。日米で同盟を強化し中国と向き合おうという時代をつくっているつもりで(日本人は)いるが、台湾や朝鮮半島にしても、東アジアの情勢が大きく変わってきている中で主体的に日本が東アジアに平和を構築する問題意識を持つべき局面を迎えている。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

造園家・東京都市大学教授・涌井雅之
“陸上イージス停止”防衛相経験者の指摘
2017年にトランプが来た時にトランプとの関係を強化するという意味で、爆買いをしてしまった。しかもイージスアショアというのは米軍が運用しているルーマニアとポーランドに加え、ハワイに一部実験施設があるだけのもので性能そのものが、どういうふうに日本の防衛政策の中に織り込まれるかという確信がないままに、政治主導で進んでしまった。ここにきて中国が覇権を取りにきて南シナ海だけではなく、尖閣を含め東アジアが緊迫した情勢になっている時に1基3470億円もするものを入れ、これで何ができるのかというコストパフォーマンスの問題になり、こうした判断をせざるをえなかった。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中谷元防衛相(VTR)
“陸上イージス停止”防衛相経験者の指摘
北朝鮮がミサイルの改良を進めて特にこの5年間、軌道が読めないようなミサイルとか巡航ミサイルとかを、できる限り限られた予算の中で国が守っていかなければならない。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ジャーナリスト・青木理
“陸上イージス停止”防衛相経験者の指摘
費用や効果、地元への弊害を考えるとどう考えても無駄で無理。これまでこの政権はこうしたやり方で押し通してきた。ところが今回、ある種合理主義者の河野大臣らしい判断がなされた。1強政権の黄昏が来た。官邸と防衛大臣とか役所の力関係が少し変わってきたということもある。ただ国会を閉じてしまったので、与党ですら説明しろと言っているのにこの件もまったく説明されず、議論しないままになった。前法務大臣の逮捕、持続化給付金の問題、国家の非常時であるコロナ対策でもまったく同じ。責められたくないから閉じてしまった。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

元大阪市長・橋下徹
濃厚接触「お知らせ」厚生労働省アプリ開始
みんながとにかくダウンロードするようなインセンティブを与えることが必要。例えばダウンロードした人にだけGoToキャンペーンのクーポンを渡すとか、陽性になった人が医療機関でその場で番号を入れる仕組みにするとか、濃厚接触の通知が来た場合にPCR検査を優先的に受けることができるようにするとかの仕組みが必要。
2020/06/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元大阪市長・橋下徹
東京・39人感染・3日連続30人超・第2波の懸念は?
いきなり全国版の観光キャンペーンではなく、地域限定の観光キャンペーンから始めるべきだった。
2020/06/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

東京歯科大市川総合病院教授・日本呼吸器感染症学会専門医・寺嶋毅
東京・39人感染・3日連続30人超・第2波の懸念は?
感染経路不明の周囲には無症状感染者がいるので地方への波及が心配。1日30名、40名という数字に慣れ過ぎている感じがする。東京都が出すアラートの基準に当てはまるのであれば再度、東京アラートを点灯させることで都民がこの状況を認識するという選択肢もある。
2020/06/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

寺島実郎
“ほほ笑み外交”から一転・強気一辺倒の金与正は
北朝鮮の本質を見誤るべきではない。この国は核を持った弱小国。日本の小さな県の経済力さえない。そこへもってきてコロナで中朝国境が閉鎖している。それによってものすごく疲弊している。コロナが終わったら早速中韓で入国規制を緩和していこうなんて流れが起きてきているが、そういうものに対しくさびを打っていこうと孤立感あふれる状況。
2020/06/21 TBSテレビ[サンデーモーニング]

元大阪市長・橋下徹
どうなるGoToキャンペーン・8月に観光集中か
政府が今、国を動かしていく政策の出し方がすごく荒いなと感じる。最初、感染症対策の時に感染症の専門家だけで専門家会議を組んでいた時には、経済の専門家をすぐにでも入れるべきだと私は言っていた。感染症の社会経済抑制をするということに関して副作用がある意味で言ったが、今度は感染症の人たちの意見が全部飛んでいると感じる。正解は間にあって、マイクロツーリズムの話を聞いたときに、地方自治体とタッグを組みながらここに焦点を当てた政策を打ち込んでいくべきだと思っている。GoToキャンペーンの観光のコンセンサスは賛成だが、いきなり広げ過ぎている。
2020/06/21 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

東海大学教養学部国際学科・金慶珠(VTR)
「朝鮮中央テレビ」半年分の映像検証・北の“実質ナンバー2”金与正とは?
これは役割分担に過ぎない。韓国に対してプレッシャーをかける、罵詈雑言を浴びせる、こういう一種の汚れ役を今、与正が表で一生懸命演じている。しかしながらそのうち状況が動いてきたら全体のまとめ役として正恩が劇的に登場するというシナリオ。
2020/06/20 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

アサン政策研究院・チェカン副院長(VTR)
「朝鮮中央テレビ」半年分の映像検証・北の“実質ナンバー2”金与正とは?
金正恩はトランプ大統領や習近平国家主席と同じレベルで自分はその2人を相手にする。文大統領は妹の与正が相手にするレベルの人だと南北間のステータスの違いを明確にしようという意図がある。
2020/06/20 TBSテレビ[新・情報7daysニュースキャスター]

拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
特集・どうなる?日本の安全保障
イージスアショアを導入した経緯は2017年に北朝鮮が一連のミサイルを発射したことがある。それ以降、3年間に北朝鮮のミサイル技術はすごい勢いで発達してきた。イスカンデルも射程は600キロで日本に届かないかもしれないが、どんどん技術改良して1200キロ、1500キロ飛ばす改良型ミサイルを作りそうな気配で、日本としてはなかなか追いつかない。やはりここで敵基地攻撃能力というものを持って北朝鮮に能力を見せる必要がある。そういう意味で2000キロ、3000キロの戦術用巡航ミサイルを日本が導入することを検討する時期が来た。
2020/06/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

拓殖大学大学院客員教授・武貞秀士
特集・北朝鮮エスカレートの理由は
金与正第1副部長の力が大きくなってきたことと関連している。2019年12月に挑戦労働党中央委員会全員会議で第1副部長になった。このポストは非常に権限の強いポストで2020年2月に政治局の中の会議で組織指導部長を更迭した。つまり朝鮮労働党全体を取り仕切っているのは金与正。力がこれだけあるということを示すためには対南政策の統一戦線部、朝鮮人民軍の総参謀部を使って韓国に対して実権がこれだけあrのだということを示す絶好の機会だった。
2020/06/20 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

龍谷大学教授・李相哲
なぜひょう変?・北朝鮮・金正恩委員長の妹・金与正
金正恩委員長は健康状態が思わしくないとみられる。もう1つは金正恩が一歩下がって違う仕事に専念しているということも考えられる。17日の午前中に金正恩の専用機が平壌をたったが、新浦にある造船所、そこには3000トン級のSLBMの潜水艦があるが、それを指揮する何か大きなことを計画している可能性もある。現状では60%ぐらいで健康不安説が有力。政権内部で金正恩が唯一信頼しているのは妹の与正。ほとんどの実力者を粛清した。能力もあり、2人の絆は深い。妹であると同時に政治的パートナーでもある。
2020/06/20 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

龍谷大学教授・李相哲
なぜひょう変?・北朝鮮・金正恩委員長の妹・金与正
北朝鮮は非常に疲弊している。特に平壌は卒倒寸前になっている。経済制裁が効いており、加えて新型コロナによって陸海空全部を封鎖していて密貿易もできない。今までは(エリートが住む街である)平壌市民だけには1週間分の配給があったが、これも途絶えている。それを外に向けている。北朝鮮政権がかろうじて首がつながっているのは、150万人の平壌市民と軍の支持を得ていたからだが、その面倒が見れなくなっている。
2020/06/20 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

解説キャスター・滝田洋一
<WBS News>景気「下げ止まりつつある」宣言解除受け上方修正
これだけ落ち込んだので多少持ち直すのは自然な流れだが、むしろ月例報告では雇用の分析で気になるところがあった。就業者が107万人減っているだけでなく、休業者、つまり事実上企業内で仕事がなくなってしまっている人が452万人も増えている。もう1つ気になるのが女性62万人や高齢者33万人が労働市場から退出してしまっている点。それだけコロナの影響が大きかったということだが、今の経済活動の再開、特に観光だとか飲食ではこういう人たちが支えていたわけで、着実な経済回復が急がれる。
2020/06/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

解説委員・出石直
緊迫化する朝鮮半島情勢
北朝鮮は、対話から対決へとかじを切ったものの、全面的な衝突は避ける。今、北朝鮮は3つの大きな課題に直面しており1つ目は、新型コロナウイルスの影響で中ロの国境を閉鎖したために外から物が入らず物資が大幅に不足している。ことし9月に朝鮮労働党の創建75周年を迎えるが、軍事パレードをして最新鋭の兵器を誇示するとともに、体制の結束を図らねばならない。そのためには経済の建て直しが不可欠。もう1つは、11月に米国大統領選挙があるが、再選されるかどうか分からないトランプ大統領と今、詰めた交渉をしても意味がないと踏んでいる。少なくとも米国大統領選挙までは米国との全面衝突は避け、勝敗の行方を見極めようとしている。さらに米国と中国との対立が激しさを増していることも重要な要素。かつてのように中国やロシアも含めた安全保障理事会の常任理事国が、一致して北朝鮮に圧力をかけてくるような展開だけは何としても回避したい。勇ましい口調とは裏腹に、今は様子見の段階。
2020/06/19 NHK総合[時論公論]

解説委員・出石直
緊迫化する朝鮮半島情勢
南北の融和に熱心な韓国の文在寅政権は、北朝鮮の要求をかなえようと積極的に動き、2018年9月の平壌共同宣言では南北の鉄道を連結する工事の着工、開城工業団地と金剛山観光の再開、金委員長のソウル訪問などが盛り込まれた。しかし、これらは実現しなかった。米国の顔色を見て制裁の解除もできない韓国に、北朝鮮はいらだちを強めていき、このころから北朝鮮は自力ということばを盛んに使うようになる。核を切り売りして見返りを得る対話路線に見切りをつけ、外部勢力の助けを借りず自分たちの力だけで難局を乗り切っていくという自力路線に転換した。共同連絡事務所の爆破は、そうした決意を示す、いわばパフォーマンス。宣伝ビラの配布を言いがかりに、まずは韓国を威嚇し、そして国際社会を揺さぶろうとしている。
2020/06/19 NHK総合[時論公論]

解説キャスター・滝田洋一
<コロナクライシス・経済回復への道>ジレンマ克服へ・検査拡充を
経済再開にあたってコロナの検査体制を拡充していく必要がある。検査が拡充することによって安全・安心の線引きができる。その点で注目したいのは、きのう有識者が発表した検査体制の数値目標の提言。9月末までに10万人、11月末つまり冬が来るまでに20万人という目標を掲げている。ここは注目しておいた方がいい。現在のPCR検査数が約2万8000人なのに約3か月後の9月末には10万人に増やすというのは大変な数値に思えるが、学者や評論家が唱えている机上の議論ではなく、かなり実務の方が唱えている話。みずほFG・佐藤会長、サントリーHD・新浪社長、経団連・榊原前会長、日商・三村会頭、日銀・福井元総裁といった経済界の首脳と言っていいような方々が賛同者に名を連ねている。このメンツに注目してもらいたい。そのぐらい経済界からは検査の問題をしっかりやってくれという声が強い。
2020/06/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

パトリックハーラン
トランプvsバイデン・アフターコロナの大統領選
米国の選挙制度は恣意的に変えられている。有色人種とか都会に住んでいる人にとって投票しづらいような制度づくりが進んでいる。ジョージア州の予備選挙でも見られたが、都会の投票所の数が減らされたり、投票用の機械も減らされたり、機械自体も故障が多い。都会に住んでいる有色人種や低所得者は7時間も待たないと投票できない。選挙が行われる火曜日は普通の日で7時間もとれる民主党員はそんなにいない。
2020/06/19 BS-TBS[報道1930]

国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔
トランプvsバイデン・アフターコロナの大統領選
バイデンのリードが大きい。今のままいくとバイデンが有利。トランプは自分が思っているままにしか動くことができない。最大の敵は本人。外交政策や人種問題でも自分が言い続けてきたことと違うことはやれない。それがうまく当たっている時はいいが、今回のように逆にそれが働き始めるとそれを軌道修正する能力はまったくない。それだけに段々と深みにはまっていっているのが今の状況。英国・エコノミストはAIを作り最新の選挙予測をしたところ、バイデンの勝利確率が88%だった。
2020/06/19 BS-TBS[報道1930]

関西大学客員教授・会田弘継
トランプvsバイデン・アフターコロナの大統領選
現時点での開き具合は、もうトランプは完全に負けている、これでは絶対勝てない。前回は接戦州、特に中西部がトランプ側に転がっていったことが大きかった。それが可能だったのは白人労働者層の票を得たこと以外に、いわゆるネットを使った複雑な選挙活動、選挙介入があった。どれだけの票がどう動いたのかは検証できないが、人々の心理を動かす様々なネットを使った工作が行われた。これにはバノンとか一部の人間が絡んでいた。今回そういう活動がどう進んでいるのかはまったく見えない。既に外国からの介入が起きているのは間違いない。そういう複雑な問題が米国の選挙には起きている。不確定要素はコロナで、接戦州の南の方がコロナがひどい状況になってきている。トランプが票を取りたいところでコロナの状況がどうなってくるか。第2波がどうなるか、経済状況が良くならなければ勝てない。トランプがかなり不利な状況にあるのは間違いない。
2020/06/19 BS-TBS[報道1930]

玉川徹
コロナ検査「一日20万件に」第2波に備え
諮問委員会・小林慶一郎の提言では、「市中感染が大幅に拡大した場合には症状の有無を問わず幅広く迅速な検査を行う。検体をプールしてまとめて検査する」ということも書いてある。これが重要で提言として政府に出て、山中教授も賛同している。これが現実に進めば経済を止めずに感染を抑止する方向にやっと進む。提言には“大事なのは安心”と書いてある。近くに感染者がいると思えば安心して経済活動を行うことはできない。安心のために圧倒的な数の検査を行うという提言が政府に上がることの意味は大きい。
2020/06/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
コロナ検査「一日20万件に」第2波に備え
政府は一日に10万件にするよう努力しているが、それを20万件にしようという提言が出ている。陽性者と陰性者を分け、陽性者を隔離して医療につなげ、陰性者に堂々と経済を回してもらう。もう一度自粛するのはだめだというのがコンセンサスになっている。自粛できないと放置され大きな流行になると国民の健康被害が非常に大きくなり、経済の打撃も大きくなる。
2020/06/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
東京・新たに41人・小池都知事「来週は大きい数字が」
感染経路不明者の数が増えていることに注目しなければいけない。数より増加傾向にあることが重要。41人中8割にあたる約30人が新宿エリアで出ているが、このうち夜の街関係者は10人。残り約20人は夜の街以外の人。夜の街には都が検査の働きかけをしたということがあるが、それ以外の人は症状があって(自分で)検査を受けたと考えられる。夜の街で働いてはいないが20代30代で新宿で20人ぐらいの人が感染者としてでてきている。その背後にはどれくらいの症状のない感染者がいるのか。その人たちが移動していた場合には他の区にも感染が広がっている可能性がある。
2020/06/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
東京・新たに41人・小池都知事「来週は大きい数字が」
東京では0.1%しか感染していなかったという抗体検査の話があったが、日本人の99%ぐらいは感染していないとみてよい。わずか1%の感染で第1波くらいの状況に陥ったということが怖い。われわれは大きな波だと捉えていたが、実は大きくなかった可能性がある。このレベルの波が夏に来てもおかしくない。
2020/06/19 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

番組ナレーション
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
軽症の患者の場合、(抗体検査で)IgMは発症後あまり増えなかったが、重症化した患者のIgMは急激に増える傾向にあった。抗体検査でIgMの値を測り、重症化しそうな患者をあらかじめ調べられれば症状の軽いうちに先手の治療ができる可能性が広がる。
2020/06/17 テレビ朝日[クローズアップ現代+]

慶應義塾大学教授・宮田裕章
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
新型コロナウイルスは重症化した患者の場合でもECMOを割り当てることができれば救命率はかなり上がるということは分かってきた。診断の初期の段階で抗体検査を組み合わせて重症化リスクを予測できれば医療政策的にも十分に足りるように病床を割り当てることができれば全体として救える命を上げていくことができるかもしれない。あとはやはりワクチン、抗体が残るかどうか。この1か月の中でも世界の常識というのはアップデートされてきた。
2020/06/17 NHK総合[クローズアップ現代+]

多摩大学大学院名誉教授・田坂広志
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
サイエンスと政治的な判断をどう結びつけるか。個人が感染しているかどうか。第2波が来るときに恐らく我々の想像を超えた状態でやってくる可能性が大いにある。
2020/06/17 NHK総合[クローズアップ現代+]

慶應義塾大学教授・宮田裕章
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
無症状や軽症者の方が非常に多く、感染実態を世界中で把握を完全にできている国はない。第2波が来た時に感染を抑えていく戦略を立てることができるというのがこの中でのまず大きな目的になる。
2020/06/17 NHK総合[クローズアップ現代+]

栗原望キャスター
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
抗体検査には期待が集まる一方で気をつけなくてはならない点がある。免疫パスポートにはならないということ。1度抗体が作られたら今後感染しない証明にはならない。厚生労働省は抗体の体内での持続期間や2回目の感染を防ぐかなどは確定していないとしている。WHOも検査に過剰な期待をして感染対策が緩むことを危惧している。もうひとつの注意点が検査の精度に課題があること。さまざまな検査キットが流通しているが、簡易検査と呼ばれるもので、厚生労働省が独自に検査キットの性能評価を行ったが、精度にばらつきがあった。
2020/06/17 NHK総合[クローズアップ現代+]

多摩大学大学院名誉教授・田坂広志
“精密抗体検査”第2波への備えとなるか
抗体検査というのは大きく2つの目的がある。1つは集団の評価。もう1つは個人がかかっているかどうかの診断。この2つをしっかり分けて考える必要がある。サイレントキャリア、無症状の感染者が分からないということがこれまで非常に大きな問題だったが、これがわかるようになる。医療崩壊を防ぐという意味でPCR検査を抑えてきたがこれがひとつの大きなカードになる。一方、個人の診断という点で見るとまだいろいろ問題がある。例えば抗体があるということは免疫があるということを必ずしも意味しない、いろいろな問題がまだあるということも考えておく必要がある。
2020/06/17 NHK総合[クローズアップ現代+]

白鴎大学教授・岡田晴恵
東京・27人感染・止まらない“夜の街”感染
きのうは3人に1人が“夜の街”関連でとても多い。ホストクラブ約200店舗のうち3店舗しか検査をしていない。新宿を起点として市中感染を広がることを阻止しなければいけない。若い人でも重篤な症状が出ることがある。みんなでやれば新宿にもメリットがある。
2020/06/17 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
東京・27人感染・止まらない“夜の街”感染
協力が得られないというのが厳しい。緊急事態宣言を出したままにして権限を行使しないという方法もあったかもしれない。そうすれば検査をある程度強制力を持ってできたかもしれない。
2020/06/17 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
日本の対中戦略のあり方
中国は歴史的に見るとすごく変わった。イデオロギー闘争をやめて愛国主義に変わった。この中国に対してどう付き合うかということは、我々はどういう世界を目指すかを軸にすべき。G7は安倍総理は大切な闘いの場になる。メルケル首相は先ごろ、EUは中国は重要なプレイヤーの一員と見ていて、戦略的な利益を見出していると述べている。メルケル首相は完全に中国側に行ってしまっている。トランプ大統領はドイツに配備している米国軍の9500人を引くと言った。メルケル首相は7月からEUの議長になる。そこで9月に香港問題の決議を出すのは非常に難しい問題になる。今G7の中で存在感があるのは安倍総理。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

元防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
日本の対中戦略のあり方
習近平国家主席の訪日の問題もある。あまり日本にとって良い流れではない。今年中国武漢で発生したコロナウイルスを日本で封じ込めようとしたときに、一定の地域だけが渡航禁止になった。それなりの(中国への)配慮があったとみんな思っている。大きな意味で考えると今回はしっかりしたメッセージを出すべき。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
イージスアショア配備計画停止の波紋
東シナ海の日中の中間線の日本側にプラットフォームをおくのは良いかもしれない。ギリギリのところに中国がプラットフォームをいくつも作っている。きちんとやるのは中国に対して日本をあなどってはいけないということを示す事例になる。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

元防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
イージスアショア配備計画停止の波紋
ミサイル防衛だけではなく、プラットフォームにレーダーを置くことによって色んなことがわかる。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
イージスアショア配備計画停止の波紋
船に載せるのは無理。日本の陸海空全部、人も装備も足りない。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

元防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
イージスアショア配備計画停止の波紋
停止という形であり、まだやめたということにはなっていない。外から見てもここまで説明が違っていたとすれば、秋田や山口ではこの配備はできないということになる。イージスのシステムとレーダーに合わせて昨年までに1800億円のお金が入っている。イージスシステムは今でも重要で、陸上に配備する場所は賛同を得られない。沿岸から離れた沖合にプラットフォームを装備することができるなら、適地を選んでできるのではないか。護衛艦のうちの8隻をイージス艦にしようということにしている。乗組員を増やすことなく能力の高い船として置き換えることができる。海上にプラットフォームができたときに守るのは陸上自衛隊。陸自の方が人数も多く、じっと耐える仕事が強い
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

元防衛相・自民党安全保障調査会長・小野寺五典
イージスアショア配備計画停止の波紋
今までは地域の皆さんへイージスアショアは安全なものだという説明をしてきた。特にブースターはコントロールされたエリアに落下するために地元の方には影響がないと当初から説明していた。防衛省も米国・ミサイル防衛庁とやり取りする中でコントロールできるということを聞いていた。ところが今年1月になって急にミサイル防衛庁から技術的に難しいかもしれないという話が来た。さらに今年5月にやり取りする中で最終的には改修が必要になり長期間でお金もかかるということだったので地元の方に説明したことが嘘になってしまうということで急きょああいう記者会見になった。
2020/06/16 BSフジ[プライムニュース]

玉川徹
ワクチン・開発競争“出遅れ”日本の戦略は
海外でワクチン開発が進んでいるのは従来のインフルエンザワクチンではなく、DNA、RNAを使ったワクチン。しかしDNA、RNAをつかったワクチンの実用化は過去に1度もなく実際に使ってみないと分からない部分が多い。さらに反ワクチン派の人々がおり、ワクチンに否定的考えの人も多い。あまり拙速に導入して副作用が出た場合悪い影響は計り知れない。ワクチンは相当慎重にやった方が良い。半年という単位でできるものではない。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・青木理
ワクチン開発競争“出遅れ”日本の戦略は
GoToキャンペーンに1兆7千億かけ、委託費に3千億をかけるならワクチンにお金をかけてほしい。ワクチンは本当に待ち遠しいが、危険性もあり、世界中でとてつもない被害が出る可能性もあるので十分な臨床が必要。年内に受けられると首相が話したが、世界中の人に行き渡るのには数年はかかる。新型コロナとの共存は数年は続く。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

羽鳥キャスター
ワクチン開発競争“出遅れ”日本の戦略は
新型コロナウイルス感染拡大問題。日本医療研究開発機構が資金提供している企業はアンジェス、塩野義製薬、IDファーマ、KMバイオロジクス、第一三共。このうち最も実用化に近づいているのがアンジェス。先月、抗体ができることを動物実験で確認したと発表、最短で7月から臨床試験を開始する意向(厚労省HP)。日本の開発予算は第1次補正予算では国内のワクチン開発支援が100億円、国際的なワクチンの研究開発等に216億円、第2次補正予算ではワクチン治療薬の開発等に600億円、ワクチンの早期実用化のための体制整備に1455億円。ニッセイ基礎研究所・篠原拓也研究員によると「海外に比べ国内の開発予算が少ないのは国内のワクチン開発がうまくいかなかったときのことを考え、海外にも分散投資しているから。どこの国で開発されても日本がワクチンを入手できるようにするねらい」とのこと
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
ワクチン開発競争“出遅れ”日本の戦略は
ワクチンは国防。大流行時にワクチンがもらえるのか不安。国内のメーカーも頑張っていただきたい。ワクチンと治療薬の開発に600億円の配分は治療薬に十分回るか心配。リスクヘッジの分散化をやっていただきたい。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
ワクチン・重症化の恐れ「ADE」とは
コロナに関してはSARS、MERSでもワクチンに失敗している。(ウイルスが免疫細胞に入って増え感染を強める)ADEとこれに引き続いて起きるADCCというのもあり、血管内皮を攻撃してくる。そこら辺が本当に大丈夫なのかということ、効果と共に安全性をよく見ていくということが大事。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
ワクチン・流行収束なら効果確かめられず?
おそらく試験は中南米で行うのではないか。南米は冬なので結構患者が出ている。そこでは安全性の確認がものすごく大切になる。第三相試験では事故が起きてこないこと、防御できるか、重症率を低くできるかが重要。動物のデータと人のデータは全く異なる。そこを見極める必要がある。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

羽鳥キャスター
ワクチン・流行収束なら効果確かめられず?
ワクチン開発の第三段階に入ると、試作ワクチンを投与するグループと偽薬を投与するグループに分け、日常生活に戻して治験者の追跡調査を行う。調査の効果を確認するためには偽薬を投与したグループの感染率が高く、ワクチンを投与したグループの感染率が低いという結果がでなければならず、流行が収まった国では効果がわからない。米国の専門家は自国内の感染率が低くなれ自分の国ではできないので、海外に目を向けることが検討されるだろうとしている。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

羽鳥キャスター
ワクチン・安倍首相「年末にも」米英の製薬会社と交渉
現在は世界中で135団体がワクチンを開発中。米国ではワープスピード作戦がとられており、一刻も早いワクチン開発のため1兆700億円を拠出している。米国・バイオ医療会社モデルナは来月3万人規模の第三段階の治験予定と発表している。英国は先進研究する大学へ出資しており、オックスフォード大学へ88億円、インペリアルカレッジロンドンへ25億円を出資、オックスフォード大・アストラゼネカは8月に第三段階の治験予定と発表している。中国ではワクチン開発を含めた感染症対策費として15兆円の特別国債を発行、中国・カンシノバイオロジクスではカナダと共同で第三段階の治験を計画している。
2020/06/16 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

八代英輝
「ワクチン確保・米国企業と交渉」
最近、実は薬効性が確認できなかった薬というのがいくつか発表された。極端な話、論文が嘘だったというのもあり、モデルナ社のワクチンがどれだけの効果があるのかというのも慎重に判断すべき。ワクチンなり特効薬というものが入手可能になること自体は五輪に向けても大きな前進。
2020/06/15 TBSテレビ[ひるおび!]

白鴎大学教授・岡田晴恵
アラート解除・都庁内部も「時期尚早では」
春夏の流行と秋冬の流行は異質。春夏は飛沫や接触がメインだった。冬の乾燥でエアロゾルが心配される。集団感染が起きやすくなる。なおかつインフルなど、他の呼吸器感染も起こりやすくなる。春夏はPCRセンターでよかったが、秋冬は呼吸器救急外来など呼吸器全般をみれる施設がたくさん市町村で作っていく必要がある。色々な感染症が来るので外に作ってトリアージしていく必要がある。
2020/06/15 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
失態連発!トランプ大統領“再選”に黄信号!?
トランプには固いコアの支持層が40%あり、この人たちはトランプから離れない。大統領選は反トランプの人たちがどのくらい票を動員できるかで決まる。バイデンは嫌われていないので手ごわい。
2020/06/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

早稲田大学教授・中林美恵子
失態連発!トランプ大統領“再選”に黄信号!?
トランプ大統領にとって不運なのはコロナウイルスが景気をめちゃくちゃにし、雇用が酷くなり、株価も下がり、人種問題のデモも起こってきたこと。トリプルパンチで最悪の土砂降りの中で選挙を戦う気の毒な状況になっている。
2020/06/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
失態連発!トランプ大統領“再選”に黄信号!?
6月1日を境に賭けをする人たちの間ではバイデンが勝つ方に賭ける人が大きく増え始めた。6月1日はホワイトハウス前で警察官が平和的デモを催涙弾で強制排除し、トランプ大統領が近くの教会まで歩いていき聖書を掲げてエスパー国防長官、ミリー統合参謀本部議長と写真撮影をした日にあたる。
2020/06/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄
失態連発!トランプ大統領“再選”に黄信号!?
警察はあまり好かれていないが、軍というのは米国人からは尊敬されている。その軍隊を州政府の要請もないのにトランプ大統領は州兵を勝手に使ったことから反発が広がった。トランプの大事にしている保守派の人たちは軍隊を尊敬しているし、マティス前国防長官のことも尊敬している。こういう人たちを敵に回せば全米にたくさんいる軍のコミュニティーがトランプ大統領に投票しなくなる可能性もある。
2020/06/14 BS朝日[激論!クロスファイア]

ジャーナリスト・後藤謙次
コロナが変えた世界
第一次補正の執行が始まっているが、今の状況を見ていると本当にうまくやれるのかは疑問。迅速性と透明性といわれたが、両方ともできていない。われわれに見えてきたのは官民癒着といってもいい裏のシステムが浮かびあがってしまった。ここをきちっと検証しないとなかなか二次補正が潤滑にいくのかという気がする。コロナという危機的な問題でこのシステムが浮上したことは非常に行政の不信を招いている。危機的な状況の中で大盤振る舞いのどんぶり勘定は許されない。
2020/06/14 テレ朝[サンデーステーション]

ジャーナリスト・後藤謙次
Go Toキャンペーン・経済復活の「切り札」に?
政府関係者に取材したところ、(Go Toキャンペーンは)制度設計自体が誤っていると言っていた。これが検討されたのは3月だったが、終息後の日本経済を活性化させる一環としてこの案が出てきた。その終息にもまだなっておらず、国民が旅行に行こうなどというマインドにはなっていない。さらに学校の長期休校で夏休みが大幅に短縮されてしまった。外部委託について大きな不透明感が出て、クレームがつき、仕切り直しになっている。ますます期間が短くなってきている。そうなるとこれだけの巨額の予算が未消化のまま終わり、事務委託を受けた業者だけが儲かるシステムになりかねない。国会できちっと議論する必要がある。
2020/06/14 テレ朝[サンデーステーション]

経済評論家・加谷珪一
日本経済「コロナ危機」生き残りのヒントは
コロナの関連倒産は今、全国で245件という数字が出ているが、みなさんがお金を使わなくなってしまったので企業が倒産しているという話。日本はよく輸出大国などと言われているが、GDPに占める輸出の割合はそんなに高くない。6割以上個人表皮で経済をまわす国になっている。これを言い換えるとわれわれの消費を増やすことができれば経済を元に戻せるということでもある。たとえば旅行なんかが代表例だが、楽しみに対する消費が増えると非常に効果が大きい。去年、日本国内で27兆円ぐらい支出があったが、実は外国人の消費は5兆円ぐらいしかなく、ほとんどが日本人の消費でまかなわれている。どうやってここを増やすことができるかというところがポイントになる。
2020/06/14 テレ朝[サンデーステーション]

経済評論家・加谷珪一
日本経済「コロナ危機」生き残りのヒントは
儲けの総額であるGDP国内総生産は2019年度は約550兆円(世界3位)だった。これが四半期でどういうふうに推移しているかというと、今年1-3月期は実質GDP(年率換算)は約526兆円だったが、今の4-6月期を試算してみたところ約496兆円ぐらい。約30兆円ぐらい落ちてしまうという予想になる。30兆円というのは結構すごい数字で、千葉県とか神奈川県とか大きな県が1個なくなるぐらいのインパクト。おそらく戦後の日本経済で前代未聞の事態になる。GDPの定義からすると国民がお金を使わないとGDPは元には戻らない。
2020/06/14 テレ朝[サンデーステーション]

東京都・小池百合子知事(VTR)
速報・東京で新たに47人感染・小池知事「非常に多い」
今回は非常に積極的に検査を行った結果としての数字で、これまでの数字とかなり違っている。むしろこれからはこのような検査をさらに進めていくことによって自分が感染しているかどうかの確認、それから人に感染させないということにつながるものと考えている。
2020/06/14 テレ朝[サンデーステーション]

元厚生労働省医系技官・木村もりよ
激論・新型コロナ・優先すべきは経済?感染防止?
今の内に感染できる人はしておいた方が良い。6、7月というのは肺炎による医療キャパシティが非常に良い状況なので今のうちにピークを作るのは非常に論理的。
2020/06/14 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
日本帝国陸海軍はなぜ負けたかと言う組織論の分析が書かれた「失敗の本質」という本を読み返すと、胸に突き刺さる部分がある。日本の組織はとにかく短期決戦志向。今回も短期決戦思考で現場の頑張りでこの難局を乗り越えつつある。多分、コロナは第1波では終わらず、第2波、第3波もある。そうするとおそらく日本は不得手な戦い方を迫られる。短期決戦では済まない。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
米国では著名企業が倒産している。新しい産業構造の転換を受けた再編が日本でも起きてくる。企業のトリアージをしなければならないときがくる。それも今後の課題。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

西村康稔経済再生担当相
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
OECDも今年はマイナス5%から6%落ちるのではとみている。急回復は見込みにくい。貿易量が相当落ちることを心配している。内需主導で回復していくことが大事だと思う。インバウンドはゼロになると思う。GoToキャンペーンなどで経済を応援していきたい。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

姜尚中
<風をよむ>~“レイシズム(人種差別主義)”~
自分自身の中にも内なる白人がある。つまり小さいころから米国映画にあこがれて、何が美しいか、何が醜いかを白人の視点で見てきたし、何が価値があるのか、歴史の中で何がメインなのか、全て白人の視点で見てきた。それは多分20世紀が英国米国をメインにしてアングロサクソンが中心になっていた時代だったから。人種差別主義の究極はホロコーストで、ドイツはこれで批判された。フランスもベトナムとかアルジェリアで痛い目に遭っている。ところが米国英国だけは戦勝国としてずっと一貫してそのままで来ている。この中で今回初めて資本主義も含めてアングロサクソン的なる世界が表しているものがおかしいではないかということになってきている。この考えが白人の中からも出てきたことが新しい潮流。レイシズム、帝国主義、植民地主義、ナショナリズムという4点セットがあるが、これを見直したいという動きが出ている。
2020/06/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]

双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
岩手県のような感染者ゼロの県があった。そこで一体どういう対策を打ったのか。そういった情報を相互に共有することをやるべき。それをやればものすごい価値があるはず。このままいくと多分、秋に第2波が来てもあれどうだったっけということになる。せめて情報の共有をすべき。もしそこで落ち度があったとしても免責にする。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
米国大使館が途中で日本は危ないと告げた。しかしこれはとんでもない話だった。日本みたいに人が死なない国から11万人も死んでいる米国に帰れば、それはものすごいリスクだった。おそらく米国大使館も真面目に考えてそうなったのだろうが、米国からそのぐらいに思われていた日本の信頼のなさというのは重く受け止める必要がある。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

西村康稔経済再生担当大臣
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
WHOでやられていた尾身先生や押谷先生など多くの先生の話を聞くと、感染症の基本は人との接触を断つことが基本。連休中、緊急事態宣言の下で、国民が8割の接触を削減してくれた。これが今回、大きな成果が出た原動力だと思う。国民のみなさんの協力の賜物。今回、様々な数理モデル、人工知能も使い、どの程度が効果があったのかということも検証していきたい。ここは人工知能の先生方に検証してもらえればいいのでやっていきたい。これまでの経験のデータは本当に貴重なデータであり、1人の感染者についてどういう感染をして、誰にうつしたのかという記録が残っているはずだが、まだきちんとしたデータになっていないので、この時期に各県と一緒になって整えていきたい。それを分析することで今後来るであろう第2波にしっかりと備えていきたい。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

経済再生担当大臣・西村康稔
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
今回、日本が封じ込めにある程度成功してきたのにはいくつか理由があって、重症者のところに重点的にリソースをかけたこと。PCRの体制もSARSやMERSを経験していない中で十分ではなかったが、全ての人に行えばとても耐え切れなかった。結果としてCTも日本全国に広がって普及し、これで肺炎を検知できた。国民皆保険の質の高い医療を提供できているのも大きな背景としてある。ただ、ある時期からは新規感染者数が増えて、本来医師が必要として認めているにも関わらず、PCR検査を受けるまでに何日もかかってしまった例が出てきた。今やPCR検査は前向きにやっていく場面でもあり、二次感染をどう防ぐかということで検査体制を整えていっている。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

済再生担当大臣・西村康稔
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
東京都では2000床しかない中で1800床が入院患者で埋まってしまったということで、ギリギリのタイミングだった。そういった反省にも立って、もう1度この時期に医療の提供体制を整えている状況。足らなかった部分も事後検証しながら取り組んでいっている。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

双日総合研究所チーフエコノミスト・吉崎達彦
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
(日本経済の現状は)相当悪いことがわかっている。4~6月期は相当悪い数字が出て、これからどんな風に戻ってくるか。前代未聞の実験をやっているわけなのでわからないことが多いが、1つ感じるのは日本がやったロックダウンはユニークな方式だった。強制ではなくて同意に基づくものだった。海外の情勢を見ているとパリのカフェとかは満杯になっていて、強制でやっているロックダウンは解除されると『じゃあ行こうか』ということになる。経済学で言うとペントアップデマンドという、それまで押さえつけていた需要がわっと出てくる。ところが我々はコンセンサスに基づくロックダウンをやっていたので多分戻りは弱い。GoToキャンペーンとかも評判は良くないが、ある程度働きかけをしていかないと戻りが遅くなってしまう。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

経済再生担当大臣・西村康稔
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
熱がある方はすぐにかかりつけ医とか病院に行くのではなくて、1本電話をして状況を相談して頂いた上で、コロナの可能性があるということであれば別の動線で入ってもらわなければならない。入院とか手術をする前にPCR検査をやるとか、短時間でわかる抗原キットを使ってやるとの取り組みを加速していきたい。あわせて今の時期に、大きな波がこないように抑え込んでいくつもりだが、仮に大きな第2波がきた時でもしっかり医療提供できるように、重症化しても命を救えるようにしっかりと体制を整えていきたい。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

聖路加国際病院感染管理室マネージャー・坂本史衣
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
1番感染リスクが高まるのは人が近いところで発声があって飛沫が飛ぶ時。これを防ぐことができれば多くの感染症を防ぐことができる。クラスターが発生している場所でもそれが大きな原因となっている。6月に入っていくつか大きな研究が海外から出ているが、市民がマスクを幅広く、つけていたことが感染抑制に貢献したというデータが出てきている。一方でマスクのつけっぱなしは非常に熱中症のリスクも伴うのでメリハリをつける必要がある。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

経済再生担当大臣・西村康稔
社会経済活動・新たな段階へ・暮らし・経済をどう再建する
このところ全国でだいたい数十人程度の新規感染者が出ている。一見ちょっと多いようにも見えるが、例えば北九州などでは濃厚接触者全ての人にPCR検査を行うようにした。東京でもバーとかクラブとか接待を伴う飲食業、そういった方々にPCR検査を受けることを呼びかけている。これに非常に協力的な事業者の方々がおられるので、その結果、無症状でも感染していることがわかってきている。ある意味、前向きな取り組みに対して新規感染者がわかってきている。
2020/06/14 NHK総合[日曜討論]

国民民主党・玉木雄一郎代表
「国内で30万人」抗体検査で見えたもの
安倍総理は今すぐに検証に入るべき。抗体検査、抗原検査、PCR検査を複合的に組み合わせ、医療従事者、入院患者、手術を受ける人、妊婦は優先的に検査すべき。そうしないといざという時にまた院内感染が発生する。これから外国からの入国緩和をしていくと思われるが、そこの検査と追跡と隔離の態勢を万全にしないと国境を越えた経済活動ができないし、感染が広がりかねない。
2020/06/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元大阪市長・橋下徹
お手軽で安心?抗体検査が人気に
大阪府で専門家会議が開かれて、いろいろな専門家から実は緊急事態宣言の効果について、8割削減までやらなくてもよかったのではないかという意見が出てきている。第2波、第3波が来た時には社会経済活動の抑制については副作用として、ものすごい痛みを伴いコストがかかる今回のやり方というのは考え直す必要がある。
2020/06/14 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

白鴎大学教授・岡田晴恵
ブラジルの危機深刻・感染が急増する南半球
規制を緩めれば当然、感染者数は上がってくる。それをどう抑えるかが大事。今は気を付けながらも薬の備蓄をしたり、呼吸器全般をみれるような救急外来のようなものを病院の外に作り、患者を中に入れない対策を一心不乱にやるべき。南半球が冬になるため南米もアフリカもこれからが本番。世界的に大流行となり、それが日本にかえってくる。
2020/06/14 TBSテレビ[サンデーモーニング]

慶應義塾大学教授・中山俊宏
混迷の米国・コロナ時代・世界で何が起きているのか
ブラックライブズマターを巡る動きが、これから変えるという運動が出てきたこと自体が、ある種の変化が始まっている兆候。ちょっと前までは、社会民主主義を掲げたバーニーサンダースがもしかすると民主党の大統領候補になるかもしれないとの状況があったが、若い人たちの間で新しい社会正義の感覚と言うか、ジェンダーや人種、気候変動、格差の問題など、そういうことに対する新しい感覚が生まれてきたことがあってそれと連続している。そういうふうに考えると、長期的に、なにか今、変動が起きつつあるのかなと感じる。
2020/06/13 NHK総合[NHKスペシャル]

安全保障問題専門家・古川勝久
特集・南北統一・文大統領の思惑は
トランプ大統領がそもそも朝鮮半島にさほど関心がないのが最大の問題。韓国が北朝鮮からマツタケを受け取ったり、南北の共同連絡事務所に燃料を補給したり、こういうものはすべて国連の安保理の承諾なしでやっており全て違反。トランプ大統領はそういうものを止めようともせず見逃してきた。北朝鮮が短距離ミサイルを撃って国連安保理違反をしてもおとがめなし。こういう大統領なので隙を突いて文大統領が南北経済交流を目的に少しずつ国連安全保障理事会制裁違反をおかしてもトランプ大統領は気にしない。
2020/06/13 BSジャパ ン[日経プラス10サタデー]

龍谷大学教授・李相哲
特集・金正恩委員長・健康不安説は
昨年の暮れから尋常ではない空気が出ている。恒例の新年の辞をやっていない。金正恩が以前のように機能していない。金与正の指示文が出回っている。金与正が金正恩の仕事の一部を肩代わりしている。金委員長の健康か身辺に変化があるとみるのが妥当。
2020/06/13 BSジャパ ン[日経プラス10サタデー]

公立陶生病院感染症内科主任部長・武藤義和
ファクターXに迫る・交差免疫説とは
感染された方と感染されてない方を調べたところ、感染されてない方のはずなのにどうも抗体、免疫反応が出ている方が存在することから交差免疫ということが言われ出した。これが(ファクターXの)かなり有力な部分であるかもしれない。
2020/06/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

公立陶生病院感染症内科主任部長・武藤義和
ファクターXに迫る・交差免疫説とは
HLA型(ヒト白血球抗原)の解明が日本人にとっての福音になる可能性がある。現状では(日本人の死亡者が少ないのは)環境要因が大きいと考えられる。自粛要請だけで、お互いに感染させないコントロールに対する意識が高いところでは死亡率は低い。逆に不意打ちをくらったような状況下ではコントロールする前に感染が爆発してしまう。
2020/06/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

政治ジャーナリスト・田崎史郎
ファクターXに迫る・交差免疫説とは
これをしっかりと検証する中で一体、何が起こって何が足りなかったのか、どんな対策をとるべきだったのかというのはしっかりと押さえておくべき。
2020/06/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

公立陶生病院感染症内科主任部長・武藤義和
新型コロナウイルス制圧のカギ・ファクターXとは
一般的にインフルエンザは家族や周りにいる方、学校の中とか1人が1人から2人に感染させるとみられている。新型コロナウイルスも平均すれば1人、2人に感染させるが、いろいろ調べていくと、まったく感染させない8割の人と2割のものすごい数の人にうつし集団発生を引き起こす方がいる。大きく見ると実効再生産数は2だが全然内容が違うものでることが日本の報告で明らかになった。
2020/06/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

公立陶生病院感染症内科主任部長・武藤義和
新型コロナウイルス制圧のカギ・ファクターXとは
日本人の死者が少ないのにはいろんな要因があるが、一番はアジアの方が先に感染症の被害にあったことが大きい。危機感を圧倒的に早く持ったので、最初の立ち上がりで抑えこめていた。中国も最初は患者が一気に発生したということで、周辺国である日本は隣で恐ろしいことが起きているという危機感を最初から持っていた。逆に欧米では何やら遠方で変なウイルスが出ているぞというぐらいの認識しかなかった。そのあたりが大きい影響。
2020/06/13 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

解説キャスター・滝田洋一
来週に日銀決定会合・株式市場はどうなる?
今回さすがに日銀は動かないだろう。きのう米国の株が大きく下がったがきょう持ち直しているし為替もそんなに円高に行っていない。とりあえず温存という方向。中銀はヨーロッパも米国も日本もじゃぶじゃぶお金を注ぎこんでいる。そうすると流動性相場の典型だが株式市場の中に水があふれるような状況にある。ちょっとした変動で揺れてマーケットが動きやすくなり、振れが大きくなる。
2020/06/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

解説キャスター・滝田洋一
天安門事件の「会議」を閉鎖・ズーム問われる姿勢
ズームが中国政府の言いなりになっているのは論外。国境をまたいだ会議で情報が漏洩しているのではないかという心配さえある。なぜビデオ会議をシャットダウンさせたのかの問い合わせにズームが数日間答えていない会社の体質も問題。
2020/06/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

解説キャスター・滝田洋一
経済活動再開の米国・「市役所占拠」が影落とす?
トランプ大統領の経済活動再開には2つの難関がある。1つ目はコロナ第2波、2つ目は抗議デモ拡大。そのシンボリックなものがシアトルで市役所が占拠されていること。シアトル市長はオバマ前大統領と近いポジションでデモ隊に理解を示しており、半世紀前の東大の安田講堂占拠事件とよく似た雰囲気になっている。ナスダックに上場しているような企業がシアトルを本拠地にしている。この事件と同じ構造。
2020/06/12 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]

政治学者・早稲田大学教授・中林美恵子(電話)
激化・像の偉人「白人至上主義者」・歴史的人物に抗議のうねり
米国が成長や発展していく過程で犠牲になった人たちが実はたくさんいたということを、今現在の価値観に照らし合わせるとそれが時代にそぐわないものになってきたということ。
2020/06/12 テレビ朝日[スーパーJチャンネル]

元駐韓国特命全権大使・武藤正敏
日韓関係の今後について言いたい事、聞きたい事
未払い賃金の支払いとなると、徴用工問題は解決済みという議論になっているので、それをすり抜けるために、(文政権は)我々の苦痛に対する賠償であるという論理にすり替えている。徴用工ばかりでなく、軍人、軍属ありとあらゆるところに広がってきており日本がとても呑めるような話ではない。
2020/06/11 BSフジ[プライムニュース]

大阪大学名誉教授・宮坂昌之
山中伸弥が聞く新型コロナ~3人の科学者+1人の医師との対話
ウイルスがいっぱい飛び交っているようなところでも10人中8人は感染しない。その人たちはまったくウイルスに曝されなかったのかというと多分そうではない。多分自然免疫だけで撃退した人もいるし、今後、抗体検査の結果がわかってくると何割の人が獲得免疫で撃退したかということがわかってくる。8割近い人は簡単には感染しないという事実がある。免疫の仕組みで撃退している。
2020/06/11 BS1[BS1スペシャル]

大阪大学名誉教授・宮坂昌之
山中伸弥が聞く新型コロナ~3人の科学者+1人の医師との対話
SARSでもMERSでもそうだが、抗体ができた時に必ずしもそれがウイルスを殺す抗体とは限らない。無理に作らせると悪玉抗体ができることがある。
2020/06/11 BS1[BS1スペシャル]

大阪大学名誉教授・宮坂昌之
山中伸弥が聞く新型コロナ~3人の科学者+1人の医師との対話
日本で死者が少ない理由はBCGの影響があるようにも見えるが、そうでないと思われるようなエビデンスもある。何十年もの間、BCGを常に接種をしている国はほとんどがアジアでいずれも重症化率死亡率も低い。過去にBCGはやっていたが、10年以上も前にBCGをやめてしまった欧州諸国は死亡率が相対的に高い。そういう相関はきれいに見える。ところが豪州のような例外がある。この国は20年以上前にBCGをやめているが、死亡率は低いし感染者の数も低い。BCGはひとつのファクターかもしれないが、それ以外の多くのファクターがあるとみられる。
2020/06/11 BS1[BS1スペシャル]

京都大学・ウイルス再生医科学研究所教授・朝長啓造
山中伸弥が聞く新型コロナ~3人の科学者+1人の医師との対話
このウイルスに関しては自然発生したものと考えている。人工的に作る場合は既知のウイルスをベースとするが、ランダムに変異が入り過ぎている。人工的に作ったのだとしたらうますぎる。こんなに上手にできるものは自然由来でしかありえない。
2020/06/11 BS1[BS1スペシャル]

大阪大学名誉教授・宮坂昌之
山中伸弥が聞く新型コロナ~3人の科学者+1人の医師との対話
子どもがかかりにくい理由は免役系が刺激を受けている可能性が考えられる。半数ぐらいのワクチンの中には自然免疫を刺激するアジュバンドという免疫増強物質が入っている。この物質は自然免疫系を刺激することにより、獲得免疫を動きやすくする。子どもはアジュバンドが入ったワクチンを何度も受けているので、一定期間あるいはワクチンを受けた直後は大人に比べると免疫系が高まった状態になっている可能性がある。オランダの研究によれば自然免疫系を刺激すると1年以上効果が持続する訓練免疫ができることがわかった。自然免疫系は訓練すれば強くなる。
2020/06/11 BS1[BS1スペシャル]

三菱ケミカルホールディングス会長・規制改革推進会議議長・小林喜光
コロナ後の日本の姿・米中対立と国際秩序の行方
ファーウェイやアリババを中心にあっという間に通信テクノロジーで米国をもう凌駕したかもしれないというスピード感がある。情報が筒抜けだったのではないか。経済セキュリティに対する思いが日本はあまりに希薄だった。ナショナルセキュリティーは当然もっとブロックしてもらわなければ困る。一方で環境問題やコロナを筆頭とする健康の問題、グローバルアジェンダでは一緒に産業を作る意識でコラボすれば良い。日本はなくてはならない国だというのをどう構築するかが重要。
2020/06/10 BSフジ[プライムニュース]

三菱ケミカルホールディングス会長・規制改革推進会議議長・小林喜光
コロナ後の日本の姿・デジタル化と社会改革
大きな流れとして今回の新型コロナが示したのは日本の理念としてのデジタル化の検証を迫っている。オンライン診療でも、遠隔教育にしてもなかなか作動しなかった。国民そのものが変わろうとしていない、ここをどう変えていくかが重要な部分。
2020/06/10 BSフジ[プライムニュース]

自民党新国際秩序創造戦略本部座長・甘利明
“コロナ後”の日本の姿・自民党新組織の狙い
コロナを抜け切ったらもう暫くは大丈夫とは思わない方がいい。次に同じ様な惨禍にあった時に人的、経済的被害が極小化できることにしておかないといけない。そのためにはコロナを通じて日本社会の脆弱性がどこにあるか全部洗い出す。それに対する処方箋を作って日本社会にビルトインしておかないといけない。
2020/06/10 BSフジ[プライムニュース]

自民党新国際秩序創造戦略本部座長・甘利明
“コロナ後”の日本の姿・経済の現状と行方
問題はコロナの前に戻ることはあり得ないということ。生活形態も新しい生き方になっていく。産業の形態も元に戻っては競争力が失われる。別な次元の先取りをした競争力のある産業形態に戻っていかないといけない。進化した形態にどう誘導していくかが大事。
2020/06/10 BSフジ[プライムニュース]

番組アナウンサー
PCR検査2時間で5000件タカラバイオ
タカラバイオは新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査で2時間弱で最大5000件超を検査する手法を開発した。主流のスイス製薬会社・ロシュに比べて処理能力は14倍以上向上するという。米国食品医薬品局の緊急使用許可を申請中で近く承認を得られる見通しでタカラバイオの検査手法が広がればPCR検査スピードが飛躍的に高まりそう。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

インターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁
PCR検査2時間で5000件タカラバイオ
国がしっかりと方針を決めてそういう方向に向かっていくと研究が進むので、企業もどんどんそういうことに乗り出してくる。体制をしっかり整えてオリンピックをやるならやれるように体制を整えていく必要がある。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学・岡田晴恵
4万人抗体検査・陽性者いつ“感染”?
新型コロナウイルスの免疫の挙動というのが困った動きをしている。抗体が上がってきているのにもう1回ウイルスが検出される再燃ということも出てきている。これは多分細胞内にウイルスがいて、それがもう1回アクティブになってくることだと考えられ、再感染とは異なる。そういう場合には抗体ではなく、CTLと呼ばれるキラーT細胞というのがあるが、そういう細胞性免疫が上がってこないと排除できないなど複雑なところがある。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
4万人抗体検査・陽性者いつ“感染”?
ソフトバンクのデータから見るとやはり発症から10日ぐらい経たないと抗体は上がってこない。10日ぐらい経つと感染力はほとんどなくなるという論文もある。発症前後が一番感染力が強くて。日を追うごとに感染力は下がっていくということがいろいろな研究から明らかになってきている。身体のどこかで感染者のウイルスは増えているのは間違いないのにそれが拾えないということになると抗体検査に意味があるとはあまり思えない。どういう検査をすれば(患者の)一番感染力が強い時を捉えることができるのか、今後研究が非常に重要になってくる。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
コロナ・4万人抗体検査
無症状の患者が問題になっている。無症状の患者は症状ある患者と同じくらいウイルスを持ち感染源になると医師会のガイドラインにも出ている。こういう攻めの検査をやらなければ無症状者を拾えず、無症状者が水面下で広げてしまうことになる。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

インターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁
コロナ・4万人抗体検査
ワンポイントで見れば確かに解釈が難しい部分もある。こういうものはワンポイントではなく複数のポイントで定期的に見ていく必要がある。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

浜田敬子
コロナ・4万人抗体検査
4万人抗体検査について意義があるとする意見がある一方で、いろんな医師の方が擬陽性がかなり出るという問題を結構指摘していてあまり意味がないというようなことを言っている。
2020/06/10 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

諮問委員会メンバー・小林慶一郎
最新・解説“コロナショック”対策「医療体制・検査能力の強化を」
PCR検査を国民全員にやる必要はない。クラスターを早く見つけていくためにやるべき。1日10~20万件というのは秋冬のインフルエンザの流行の時を考えるとどうしても必要な数として言った。1日10~30万人の方が発熱して病院を訪れるのでそういう人たちは抗原検査でもいいのでちゃんと検査すべき。数字の目標を出して国民に示すべき。ここはしっかりと政治が目標を定めてあげないと官僚からはなかなか出てこない。
2020/06/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

元国立感染症研究所主任研究官・小坂健東北大教授
最新・解説“コロナショック”対策「医療体制・検査能力の強化を」
検査の精査の問題があるのでPCR検査をなかなか全員にというのは難しい。感染者の周りの人とか濃厚接触者やハイリスクの方々に対して行うことは非常にいいと思う。
2020/06/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

高岡達之
最新・解説“コロナショック”対策「医療体制・検査能力の強化を」
PCR検査を拡げることには医学的に意味がないと言う人が多いが、企業が活動を再開していくためには一部の経営者は従業員の陰性の証明がほしいという人がいる。外国との交流で証明がいるから検査をやれと、そうしないと経済に結びつかないという議論が出ている。
2020/06/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

大阪府・吉村知事(VTR)
開始・唾液PCR・リスク低下も…医師語る“9日の壁”とは
経済活動を動かすためにも今後は検査体制をどんどん強化していく。検査能力をもっと増やしていく。それが基本方針。そのためにも唾液PCR検査も必要だし、大阪府として積極的に唾液PCR検査を採用していく。
2020/06/09 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

SMBC日興証券シニアエコノミスト・宮前耕也(VTR)
部品工場・初の一般向け商品開発・株価回復も…街角景気・厳しさ続く
経済活動の底は4月もしくは5月。6月以降は持ち直していくという見方をしている。ただし一部弱さが残る所があり、観光関連や飲食関連、どうしても3密や移動を伴う業態は現状も先行きも厳しい。
2020/06/08 テレビ朝日[報道ステーション]

医科学研究所・真下知士教授
最新・画期的「クリスパー検査法」・実用化“第2波流行までに”
クリスパー(CRISPR)検査の特徴は、感度とか正確に検出できるということ。基本的にはPCR検査と同等の感度。採り方によって検出が難しくなる点はPCRと同じ。特殊な機械は不要であり、クリスパー試薬さえ用意しておけば、大量検査は技術的に非常に簡単にできる。検査する人の危険も少ない。クリスパー検査の特徴は新型コロナに対応するような検査を作ることもできるし、他のDNAウイルス、RNAウイルスといったものも検出することもできる。例えばインフルエンザ検査にも対応することが可能。早ければ冬場の第2波、第3波の流行期までに、遅くとも来年の東京オリンピックまでに水際対策として実用化したい。米国では同様な技術に対しFDAの緊急使用許可が出ている。
2020/06/08 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

山口真由
専門家会議・議事録見送り・概要に発言者
手控えだかメモだか知らないが絶対にあるはず。議事録を作成したというとすぐに開示してくれと言われるから議事録は作っていないと言い張っているのかもしれない。開示するのが嫌だから残さないというのは本末転倒。今、必要な情報だけ開示するということにすればよいので、ちゃんと正直にあるというべき。もし(議事録が)なければ厚労省の事務方は何をしているのかという話になる。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
専門家会議・議事録見送り・概要に発言者
“あったもの”を“なかったもの”にする政権の面目躍如といえる。行政文書を残す、公文書を管理することの意味がまったくわかっていない。こういう発言は海外に全部伝わっていると思った方がいい。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

石原良純
専門家会議・議事録見送り・概要に発言者
議事録がないわけがないとみんなが思っている。その部分はいい加減にしないとみんな怒りだすだろう。病気の話と経済の話と医療の話がごっちゃになっている。全部ここが負担しなければならない専門家会議って何なんだろうと疑問を持っている。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
専門家会議・議事録見送り・概要に発言者
専門家委員会はひたすらサイエンスをやっているべき。この専門家会議には政治とサイエンスがごっちゃになっているイメージが国民に与えられている。今回、(委員の中に)政治の中枢に入れたことが評価できるというようなことを言っている方々もいる。これだけの痛みを伴った政策なので他の委員会のように名前を入れて議事録を残すべき。われわれの発言は全部記録に残っているのに、専門家委員会で国の舵とりをした人の記録が残らないというのは先生方にとっても不利益を生むのではないか。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
下水調査・病院&高齢者施設「第2波」備え
西村大臣と小池都知事の会談後に下水調査の話が出てきている。もうひとつ、新宿で感染している人と関係なく定期的に検査をするというふうな話があるが、この2つの話から類推すると、もしかすると東京都で下水調査に基づいて、区の単位で住民の全員検査ということもこれから方針として出てくるのではないか。2000万人以上いる東京全体で検査をやるのは大変だが、ある一定のエリアの中でリスクをつむために住民に検査をする使い方はできる。下水調査はそういうことを行うための布石なのではないか。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

石原良純
下水調査・病院&高齢者施設「第2波」備え
感染症対策というのは科学であり、科学というのはまずデータを集めること。それに対応する数式ができて、はじめて予測ができてくる。こういう新しい有効性のある指標があれば良いニュース。積極的に活用していき、そこにお金をかけていくべき。
2020/06/08 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

中国問題グローバル研究所所長・遠藤誉
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>中国公船が領海侵入・日本漁船を追尾・尖閣諸島“新曲面”日本の今後は
日本が姿勢を低くした時、中国というのは徹底的に入り込んでくる。自分の主張をし、それに反対すると友好的ではないとして逆手にとってくる。日本が堂々と自分の意見を言えないのはあまりに情けない。習近平国家主席を国賓として日本に招聘するということ自体、あってはならないこと。
2020/06/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

中国問題グローバル研究所所長・遠藤誉
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>米国の黒人死亡事件・抗議デモが最大規模に・連日報道の中国…米国政権を批判
中国は特にトランプ大統領が自国民に対して軍隊を向けると言ったので「お前には香港問題に口出しする資格はない」ということで大喜びしている。中国国営政府系メディアは連日1時間に1回ぐらいの割合で、24時間ぶっ通しで米国のデモの状況を報道し続けている。
2020/06/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞編集委員・峯村健司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>米国の黒人死亡事件・抗議デモが最大規模に・連日報道の中国…米国政権を批判
既にコロナの前、デモの前に、一番悲観的なホワイトハウス関係者はトランプの再選の可能性を40%ぐらいと言っていた。その後、一瞬49%までトランプの支持率が上がったが、「消毒液を点滴すればいい」と発言して以降、支持率はどんどん落ちていった。段々再選が厳しい状況になってきている。
2020/06/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞編集委員・峯村健司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>「国家安全法」香港に導入へ・米中対立の深層・天安門事件31年「集会不許可でも…」
米国は香港の人に対し大陸よりもビザの発給を緩くし、関税も低く抑えてきたが、その優遇政策を、もうやめようという法案を昨年6月の段階で共和党議員を中心に提案していた。中国はその対抗措置としてほぼ同じタイミングで「国家安全法」を進めていた。
2020/06/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

朝日新聞編集委員・峯村健司
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>「国家安全法」香港に導入へ
今まで香港でデモの取り締まりをしていたのは普通の警察だったが、法案が成立してからデモとかテロを制圧する治安警察が動員されるようになった。もうひとつの変化は香港の警察が出先機関の敷地から出入りをしているところをデモの参加者が確認していることから、実際には香港の警察ではなく、中国政府が間接的に関与していることが疑われている。香港基本法では中国政府は香港政府の事務に干渉してはならないということが決められているが、それに違反しかねない行為を中国がやっている。
2020/06/07 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]

ジャーナリスト・田原総一朗
石破元幹事長直撃!安倍政権の課題とコロナ対応
政府がやっていることは無茶苦茶だった。それにも関わらずなぜかコロナウイルスの感染者、死者の数がヨーロッパやアメリカに比べて日本はやたらに少ない。なんとWHOのテドロス事務局長までが会見で「日本の対策は成功している」と言った。
2020/06/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

自民党元幹事長・石破茂
石破元幹事長直撃!安倍政権の課題とコロナ対応
議事録は政策を決めるまでの過程を明らかにするものであり、それがわからなければ、なんでそのような政策がでてきたのかがわからなくなる。記録を残すのは当たり前。国家機密以外は公開するのが当たり前。公開しないのであればなぜしないのか、きちんと国民が納得するように説明をすべきで、それが民主主義国家のルール。
2020/06/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

自民党元幹事長・石破茂
石破元幹事長直撃!安倍政権の課題とコロナ対応
死者の数はごまかせない。死者数が少なかった。皆保険、医療現場がものすごく奮闘した、日本人は秩序正しい、きれい好きだということは奏功したし、BCG接種が気管支系の病気に役に立ったとも言われている。何でうまくいったのか、そこのところを分析しないでテドロス事務局長が称賛してくれたからこれでいいというのはおかしい。
2020/06/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

ジャーナリスト・田原総一朗
石破元幹事長直撃!安倍政権の課題とコロナ対応
例えば近畿財務局が決済文書を改ざんしてしまった。それをさせられた人は自殺している。さらに桜を見る会では招待者名簿を捨ててしまった。安倍内閣にとっては議事録、公文書を捨てることが当たり前となっている。
2020/06/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

自民党元幹事長・石破茂
石破元幹事長直撃!安倍政権の課題とコロナ対応
政府の説明は専門家会議は政策を決定するための会議ではないから議事録は不要だとしている。概要を出しているからいいんだという話。正式な議事録と概要がどこがどうなっているのかがよくわからなくなっている。誰が何を言ったかが明らかになると、闊達な議論ができないので作らないとしている。これほど国民の命、健康に関わることなのに自分の名前を出せない専門家会議でいいのか。発言には責任がともなうべきで、誰が何を言ったのかがわからないというのは外交防衛とはわけが違う。
2020/06/07 BS朝日[激論!クロスファイア]

ジャーナリスト・後藤謙次
「住宅ローン」破綻危機・コロナ影響…政府対策は?
今のところ、金融機関がローンを組んで業者の方々に柔軟に対応して、返済猶予してほしいという行政指導はしているが、それを超えた財政支出までには至っていない。東日本大震災の時にはローンを抱えた人が家を流されてさらにローンを組むという二重ローンの問題があったが、この時は政府が前面に出てきた。今回は融資を通じて、いかに負担を軽減するかという形で、日銀がバックアップをする。ただ、自民党の中には家賃支援と同じようにいずれ財政が前面に出てきて支援をする場面も当然考えておかなくてはならないという意見もある。
2020/06/07 テレビ朝日[サンデーステーション]

元厚労省クラスター対策班・京大大学院総合生存学科特任助教・水本憲治
発症しない感染者にも感染力
そもそも検査時には発症していない感染者には2つのタイプがある。まず1つ目は検査時には発症していないが、その後発症する感染者。2つ目が巨人の坂本選手のように、ずっと発症しない感染者。最後まで発症しない感染者もまわりに感染させる可能性がある。ある報告によれば発症しない感染者のウイルス排出量は、発症している感染者と同程度であるとされている。つまりリスクは同じぐらいある。発症しない感染者が見つかった時には既に二次感染者、三次感染者が発生しており、クラスターや感染経路不明の原因になりやすい。この人達を早くとらえることが感染の芽をつむことになり、第二波の山を抑えることにもつながる。すべての発症しない感染者を把握することは不可能だが、少しでも把握するために考えられるのがPCR検査を拡大すること。
2020/06/07 テレビ朝日[サンデーステーション]

東国原英夫
コロナ・急ピッチで進む・ワクチン開発の現状
来年の五輪は通常開催は非常に厳しい。どういうふうに規模を縮小するのか、どういう工夫をするのかを考えておく必要がある。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

愛知医科大学感染症科教授・三鴨廣繁
コロナ・急ピッチで進む・ワクチン開発の現状
ワクチンは自国ファーストにすべき。日本のためには国産のワクチンが必要。今、日本では3つのワクチンが開発途中にある。国はここに大量のお金と人材を投資すべき。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

愛知医科大学感染症科教授・三鴨廣繁
コロナ・急ピッチで進む・ワクチン開発の現状
2021年7月の五輪開催は黄色の信号が点滅している段階。私は当初から五輪は2年延期すべきだと言っていた。2021年の7月、日本は確かにウイルスを抑え込めているかもしれないが、世界のどこか別の場所で火の粉が上がっている可能性がある。そういう意味で、日本で開催できてもそうした国から(ウイルスが)入って来る可能性もあるし、そうした国では練習もトレーニングもできず、不公平である。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

元厚生労働省医系技官・木村もりよ
コロナ・急ピッチで進む・ワクチン開発の現状
新型コロナウイルスに関してはわからないことが多く、日本人になんでこんなに死者数が少ないのかという話になっている。ウイルスが違うのではないかという説や、人種的にかからないのではないかなどいろんな仮説がある。ワクチンの効果判定と同様にデータを基にきちんと示していく必要がある。どこに因果関係があるのかというのを確立するためには相当数の時間がかかる。いま徹底的にやらなければならないのはワクチン開発と同様にこうした原因究明。それは最終的には日本の優位性を示すことにもなる。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

愛知医科大学感染症科教授・三鴨廣繁
コロナ・急ピッチで進む・ワクチン開発の現状
WHOのHPによると120種類以上のワクチンが開発されている。いろんなタイプのものがある。ちゃんとしたワクチンがその120種類以上のワクチンの中から出てくると考えている。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

愛知医科大学感染症科教授・三鴨廣繁
コロナ・世界で競争激化・ワクチン開発の現状
コロナウイルスに関しては当初は武漢由来のウイルスが日本でも流行した。4月以降は欧米型のコロナウイルスが流行した。これは日本の感染症研究所がデータを出している。どうも欧米型は伝播しやすいのではないかと言われている。このウイルスは2週間ごとに変異を繰り返しているとしている論文もある。ウイルスは全部で17種類ぐらいあるのではないかという論文が出ている。
2020/06/07 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]

自民党・田村憲久政務調査会長代理
政策責任者に問う・新型コロナ対策は・論戦の焦点は
ワクチン、特効薬はできればよいが、できなかった場合も含めどのような形で国民生活を維持できるのか考えていかなければならない。
2020/06/07 NHK総合[日曜討論]

高千穂大学・五野井郁夫教授(VTR)
<風をよむ>~“貧困のパンデミック”~
冷戦期においては自由主義・民主主義陣営と共産主義陣営、今でいえばリベラル対保守といった対立軸があったが、新型コロナウイルスによって顕在化してきたのは「右か左か」ではなく、持てる者と持たざる者で、「上下の対立」はさらに激化していく。
2020/06/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
<風をよむ>~“貧困のパンデミック”~
実体経済はマイナスなのに株価だけが根拠なき熱狂という形で、上がっていく。マネーゲーマーによる異次元の金融緩和で、金がジャブジャブになっている。そこで次元を上げないといけないのは政策科学分野。マネーゲームの責任というものを例えば株とか為替とかの取引に広く薄く税金をかけるとかしてアフリカだとかの途上国の熱帯感染症対策の財源にするとか国際連帯税などという話が本当に日本において真剣に取り上げられるべき局面にきている。
2020/06/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党・田村憲久政務調査会長代理
政策責任者に問う・新型コロナ対策は・論戦の焦点は
色んな専門家会議の議事録の話もある。元々そういう類の会議ではないが、確かにこの中での決定が色んな政策に関わってきているので、皆さんがOKという話ならば、専門家の方々がOKならば、議事録開示もあり得るのではないか。
2020/06/07 NHK総合[日曜討論]

自民党・田村憲久政務調査会長代理
政策責任者に問う・新型コロナ対策は・論戦の焦点は
速度が遅いのはその通り。1つは国民への給付金でもマイナンバーはあるものの、これが給付に使えるような法律体系になっていない。なかなか国民にご理解を頂き辛いこともあると思う。口座とくっついていないので、欧米のようにすぐに振り込めない。ここはしっかり議論しながらどういう形で対応していくか。法案も出そうとしているので、中身をしっかり議論していきたい。1次補正は3月の終わりから始まった。国会を通ったのが4月の終わり。それから給付をしだしてまだ皆さんのところに行っていない部分もある。1か月、国会で予算を組むのに時間がかかると、どうしてもスピードは遅くなってくる。そういう意味での予備費だとご理解頂いて、是非とも早急な対応をということで今回、組ませて頂いている。
2020/06/07 NHK総合[日曜討論]

自民党・田村憲久政務調査会長代理
政策責任者に問う・新型コロナ対策は・論戦の焦点は
今後、何が起こるかわからないのが現状。例えば3月に小池知事が「感染爆発の重大な局面を迎えた」とおっしゃられて、4月に緊急事態宣言という形になったが、ちょうど今、3月中頃位のような状況になっている。場合によってはまた、緊急事態宣言を出したくはないが、出すこともあり得る。そうなった時に10兆円位の予備費がないと対応できない。今までのように災害が起こってそれへの対応ではなくて、現在進行中で、しかも3次補正予算となると少なくとも予算書を作るのに2週間、3週間かかると考えると、成立まで1か月はかかってしまう。それから配っていたのでは間に合わない。事業者の方々、生活を守るためにも予備費は必要。
2020/06/07 NHK総合[日曜討論]

寺島実郎
木曜日のニュース:「天安門事件から31年・香港“追悼集会”許可出ず」
米国だけでなく中国も失敗している。強権化しコロナの問題を封印していこうとしている国際社会の眼差しがものすごく厳しいものになっている。去年の夏から香港に対する圧力さらにそれを横目で見ていた台湾が、いわゆる中国からの脱却みたいな方向に動きつつある。今、世界は脱中国という方向に動きつつある。日本も過剰に中国に依存している経済システムに対して見直すとかが必要。短期的には中国は先にトンネルを抜けて今年もプラス成長になるだろうなどと見られているが、中長期的には世界の経済産業社会のパラダイムさえ変えていく可能性がある。
2020/06/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

寺島実郎
ロシア・同盟国への攻撃・核で反撃可能
間違いなくプーチンの焦りがある。コロナの問題でロシアがものすごく国際社会の中でプレゼンスを落としている。そういう背景の中で日本外交のショックが今週起きた。トランプがいきなり「G7なんて意味がない。G11でいくんだ」とぶち上げて、ロシアと韓国をG7の枠組みの中に招き込んでいくということを(日本に)事前の打ち合わせもなく」決めてしまった。日本の近隣外交がことごくうまくいっていない中で隣の韓国がG7に入ってきてしまい、ロシアがまた戻ってくる。一番ショックを受けているのは日本外交。
2020/06/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党税制調査会長・甘利明
中国復活の兆し・自動車販売11.7%増・米国混乱のさなか
コロナとの戦いがある程度終わった時に世界の景色がどうなっているかと言うと間違いなく言えるのは米中の力の差が縮まり世界での制御が不能になってくるということ。世界秩序をどういう価値観で統一していくのか大問題。日本が死守しなければいけないのは自由と民主主義、法の支配。日本が結束する役割を果たせるかが問われる。
2020/06/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ
中国復活の兆し・自動車販売11.7%増・米国混乱のさなか
中国は自分たちの価値観で世界秩序を作る野望を持っている。侵略浸透され尽くしている国はオーストラリアやニュージーランドなど。米国もヨーロッパも独自性を防衛しようとしている。日本の予算は少ない。武漢に対して日本の技術者が戻っている。
2020/06/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

寺島実郎
警察官らがデモ隊に“共感”トランプ大統領側近らが批判
超大国米国の現実が、格差と貧困と差別という重いテーマに見舞われているということがよくわかった。黒人という立場からは医療制度がこれほどまでに破綻している国なのかということを新ためて思い知らされた。国際社会から失われた米国の信頼はものすごく大きいが、すべては大統領選をにらんだ展開。民主党・バイデン候補は7~8%世論調査でリードしているものの、民主党が3%ぐらいリードしていないと本選では勝てないと言われている。バイデン候補も77歳で新鮮味がまったくなくスリーピージョーなどとからかわれているが、注目しておくべき点は、副大統領候補として新鮮な女性候補を立てていること。例えば48歳のミシガン州の州知事・ホイットマーの名前があがっている。女性候補を副大統領候補に立てて次の米国への希望を託すというような展開になってくると(大統領選の展開が)大きく変わってくる。
2020/06/07 TBSテレビ[サンデーモーニング]

自民党税制調査会長・甘利明
システムの「脆弱性」も10万円なぜ遅い?
かってマイナンバーカードの担当大臣だった。国税も気をつけた方がよかったのは口座を全部つなげて所得や資産状況など全部把握されるとそれを前提として福祉政策を行うということをやりすぎて警戒感が広がってしまった。政府とつながる口座は当面1つでもいいということでやっていれば随分ちがっていた。迅速な給付を実現するためマイナンバーをひも付ける口座は当面1つでもいい。
2020/06/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

元大阪市長・橋下徹
出入国間緩和へ・4か国「陰性証明」で政府が検討
正常な状態に戻れば日本は年間3000万人ぐらいの外国人が入国する。それでもし10人感染者がいたら、ほぼ98%の確率で緊急事態の再宣言となるのだとすれば、みんな入国制限を緩和するのを怖がるだろう。西浦氏をはじめとする政府専門家会議の位置づけというのが非常に曖昧であるにも関わらず日本のある意味、命運が決まっている。しかも西浦氏は、厚生労働省のクラスター班の一員でもある。西浦氏の発表というものは政府の発表なのか、そうでないのかが本当に曖昧になっている。
2020/06/07 フジテレビ[日曜報道 THE PRIME]

明治大学政治経済学部教授・海野素央
特集・米国大統領選の行方は
ABCニュースとワシントンポストの世論調査ではトランプ支持者の中で必ずトランプ大統領に投票するという人は84%、バイデン支持者の中で必ずバイデン前副大統領に投票するという人は68%しかなかった。ただバイデンにも光がある。暴動を経ていま求められているのは心の痛みや傷を理解できるリーダーシップ。世論調査で人種問題をトランプは解決できるかを聞くと6割ができないという答えが返ってきた。バイデンに対しては5割以上ができると答えた。投票日の直前にコロナとインフルが重なって死者数が増すとか感染者数が増えたり、人種暴動が起きるとなるとそれがオクトーバーサプライズになり、バイデンに有利に働く可能性がある。
2020/06/06 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

早稲田大学公共政策研究所招聘研究員・渡瀬裕哉
特集・米国大統領選の行方は
民主党の方が圧倒的に資金力が強くなりつつある。議員の資金力は民主党の方が圧倒的に強い。トランプ大統領の選挙戦略が崩れている。これまでトランプ大統領はマイノリティの失業率が歴史上最も低いと強調してきたが、コロナウイルスで難しくなっている。
2020/06/06 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

明治大学政治経済学部教授・海野素央
特集・強硬トランプ大統領の思惑は
トランプ大統領の支持者というのは極右の白人至上主義者。アンティファは極左であり、トランプ大統領は選挙を意識しながらアンティファ対白人至上主義者という対立構図を作り、抗議デモを選挙に活用している。今回、白人至上主義者を喜ばせるためにアンティファをテロ組織に指定した。アンティファはそもそもドイツで反ナチス、反独裁主義の組織として生まれた組織。マティス前国防長官は「トランプ大統領のやり方というのはナチスと似ている。それは分断と制圧だ」との声明を発表した。マティス前国防長官の声明を読んだ時にトランプ大統領の元妻がトランプ大統領がヒットラーの本をよく読んでいたと発言している。トランプ大統領のやり方というのは分断を使うやり方で白人至上主義者をいかにして喜ばせるかを考えている。
2020/06/06 BSジャパン[日経プラス10サタデー]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
デモ・差別と分断に揺れる米国
中国に言うべきことは言うタイミングとして国賓の訪日を使うことは不可能ではない。ただ今の状況では中国の態度、コロナの状況を考えると当分時間がかかるだろう。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

橋本五郎
デモ・差別と分断に揺れる米国
いろんな複合的な要素はある。差別の問題、経済格差の問題、大統領選挙を控えているということもある。政治のリーダーの役割は何かを考えると、それをまず鎮めることを第一に考えるべき。大統領選挙を控えているといっても対立を煽るのは政治家としてあるまじき行為だが、一方でそれを支持する岩盤層と言われる人たちがいることを考えると米国の病理は非常に深刻。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

橋本五郎
デモ・差別と分断に揺れる米国
習近平国家主席の訪日については1から考えなおした方がよい。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・宮家邦彦
デモ・差別と分断に揺れる米国
トランプ大統領のやり方はこれまでの米国の大統領と異なり分断と対立を煽ることで、自分の政治的なモメンタムを作っていこうとしている。この手法に対する不満が爆発している。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

辛坊キャスター
五輪「合理化・簡素化進める」対策は?予算は?課題山積
(巨人軍が)218人の抗体検査を行い4人に感染歴が確認されたということは、相当な人数の人が感染していたということになる。感染者の分母が相当大きくなり、致死率というのもかなり下がる可能性がある。その時にこの病気とどのように向き合うのかという政策判断が必要になるが、データなしに政策に突き進んでしまった。今後を考えるとどれぐらいの人が感染していたのかというデータは必要。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

〇元外交官・キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦
五輪「合理化・簡素化進める」対策は?予算は?課題山積
今まで無症状者に検査していなかったと知りショックを受けている。それがない限り科学的な判断というものはできないはず。
2020/06/06 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]

玉川徹
東京・新たに28人「夜の街」「新宿エリア」警戒
銀座のクラブの方々はJリーグ方式を考えてもいい。どういうふうにステップが解除されていっても、安心がない限りはやはり元の客は戻ってこない。どうやって安心を担保するかといえば、例えばクラブの組合など検査会社と契約して定期的に検査をすることもできる。いまあるものを使うのではなくみんなでお金を出して新たな機械を買ったり、臨床検査の人を雇うなどの投資をしてもいいのではないか。2週間に1回、お店に関わる人全員が検査をして、陰性ということがわかれば客も安心する。
2020/06/05 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
ビジネス渡航にPCR検査・出入国緩和策
海外と安心してビジネスする上でもPCR検査が必要。それは政府もある種認めている。安心してビジネスを行うためには感染していないことを何らかの形で示す必要がある。海外に限定した話ではなく、国内でも同じ。余力が出たらやるではなくどうやったら余力が出せるのかということ。民間検査会社はビジネスとして投資しても回収できなければ、検査能力をあげることができない。いろんな形でPCRをしたいという需要があってそれに応えることができるのであれば、検査会社は投資ができる。投資すれば余力が出る。そういう方向にもっていくのが国の仕事。いろんな意味で検査の拡大を図るべき。
2020/06/05 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司
空母「遼寧」の動きと狙い
中国が4月10日に宮古海峡を抜けて太平洋に入った時は、台湾の東側を南下して台湾とフィリピンの間のバシー海峡を抜けて南シナ海に入っている。中国は空母を持ったことによる自信とミサイルが相まって第一列島線を越えて第二列島線までは自分たちの影響下にあると示したかった。
2020/06/04 BSフジ[プライムニュース]

産経新聞ワシントン駐在客員特派員・古森義久
空母「遼寧」の動きと狙い
中国が20年以上にわたり、国防費だけでも毎年十数%ずつ続けてきた。米国では、中国がなぜ一生懸命軍事力を増強するのかという議論が起きていた。最初は台湾有事のためだろうというところで止まっていたが、ある時点で米国を標的としているとしか思えないような軍事行動があった。軍事衛星を使って軍事作戦を行う国がほとんど米国だけだった時代に中国は軍事衛星を撃ち落とす実験をやった。これは米国を標的としているとしか思えない。もうひとつ、中国は遠くからやってくる軍艦を狙うミサイルを開発していたが、これも米国を標的としているとしか思えない。米国を(中国が)標的にしているのだということでだんだん考えがまとまってきた。
2020/06/04 BSフジ[プライムニュース]

笹川平和財団上席研究員・小原凡司
艦艇数の増大と本当の「実力」
戦争はパワーとパワーのぶつかり合いなので、最終的には大きい方が勝つ。中国は日本を対象にしているというわけではない。あくまで米国がライバル。中国にとっての第一列島線、第二列島線は中国を縛る鎖。米国が近接するのを拒否するためには、なるべく遠くで迎え撃ちたい。そのためには1980年代半ばに、まず第一列島線を突破して2020年までに第二列島線までの制海権を取れという指示が既に出ている。
2020/06/04 BSフジ[プライムニュース]

パックン
<NNNニュース>最新・黒人差別抗議デモに陸軍出動準備
州兵が出るのと陸軍が出るのとでは全く話が違うが、トランプ大統領(の態度)は一貫している。自分の支持層をきちっと固めるために強硬手段に出る。当然ながらこれは大統領選挙をにらんでいるものである。分断した方がむしろ逆にいいのかもしれないと考えているようにしか見えない。
2020/06/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

パックン
<NNNニュース>最新・黒人差別抗議デモに陸軍出動準備
基本的に陸軍の訓練は警察と異なり、守ること、取り調べることではない。いうなれば人を殺すことである。その殺傷力をもってデモ隊に投入されるとすれば犠牲者は1人、2人どころで済む話ではない。トランプ大統領がツイッターにアップした「略奪が始まったら銃撃も始まる。銃の打ち合いも始まる」との投稿も大変話題になっているが、これは公民権運動の時に差別主義者が発した言葉をそのままリツィートしているだけ。これが彼のメッセージであるとするならば狙いは収束ではなく、分断をむしろ激化させることにある。
2020/06/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

橋本五郎
<NNNニュース>最新・黒人差別抗議デモに陸軍出動準備
トランプ大統領の軍の投入などの強硬な姿勢は、一部の支持者には高く評価されている。全国民、デモ参加者へのメッセージではなく、自分をそもそも支持している保守派に対するメッセージにしか見えない。今の状況を治めるのではなく、逆に煽るような判断。
2020/06/03 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]

慶應義塾大学経済学部教授・竹森俊平
「感染拡大防止」「経済活動」両立の議題
生活ができないと困るのは確かだが、生命を危険にさらしてまで生活の豊かさを求めるのはおかしい。日本の状況であれば二者択一のような問題ではない。
2020/06/02 BSフジ[プライムニュース]

玉川徹
中国・クラスター感染者・エアコンの風「通り道」に
秋冬に向けて第1波以上の大きな第2波が来ると考えている人が多いが、日本の第1波並みの波は夏に来てもまったくおかしくない。感染は冬でも基本的に閉じた屋内で起きている。冬は部屋を閉めて暖房をつけているが、それと同じこと。6月も含めて7月、8月に来てもおかしくない。
2020/06/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学・岡田晴恵教授
唾液PCR検査きょうから可能・保険の対象
唾液PCRができるようになってよかった。抗原検査の方も唾液でできるようになればよりいいのではないか。
2020/06/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

ジャーナリスト・青木理
唾液PCR検査きょうから可能・保険の対象
検査数がこれで増えることを望んでいる。忘れてはいけないのは第2波、第3波があることで、特に秋冬が心配。今、緊急事態宣言が解除されてちょっとずつ経済を戻していこうという動きがある。今は猶予期間なわけで、その期間に秋冬に向けてどれだけの医療支援だったり防護服やマスクだったりとかの準備ができるかという大事な期間でもある。唾液PCRをきっかけにして検査体制をちゃんと立て直してほしい。
2020/06/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
唾液PCR検査きょうから可能・保険の対象
これは非常にいいニュース。綿棒でとるよりも簡単なので検査の大規模化にもつながる。医療従事者の危険性がこれで減る。特別な施設とかを作らないでも唾液でとるという方法であれば、できるところが増えていくのではないか。検体をとるのが簡単になるのはあらゆる意味でメリットとなる。唾液の方がウイルス量が多いというのは現場の医者はわかっていたが、保険適用になっていなかったからできなかった。適用になったので医療の現場でも全部これでいけるようになった。
2020/06/02 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

山口真由
新型コロナ・専門家会議「15回」議事録無し
正式版かどうかはともかくとして議事録は絶対に残っているはず。厚労省が事務方として入れば一番下の人がメモとして書きそれが厚労省の各部局に伝達することは必ずやっている。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
新型コロナ・専門家会議「15回」議事録無し
専門家会議は“権威”であって国を動かしている。専門家会議の答申とか意見というものが国の対策、政治に反映されてきた。専門家会議はサイエンスだけやればいいと思うが、どちらかというと政治色が強い。国民としては生活に激甚的な影響を及ぼすような政策を透明性をもってみてみたい。専門家会議の選択に対し国民にはまったく選択の余地がないので、普通の委員会と同じようにちゃんと議事録を出していただきたい。どんな意見を誰が言ったのかというのは大事なこと。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

玉川徹
「数値を議論した」緊急事態再宣言基準は?
専門家会議はクラスター対策の延長で大規模感染と言うものを防げると考えている。それで防げなかった場合の戦略は当然考えておくべきだが、その時にどうするのかというものが専門家会議にはない。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

山口真由
「数値を議論した」緊急事態再宣言基準は?
専門家会議の西浦先生などが提言しているが、欧米が集団免疫作戦に移行する可能性がある。集団免疫は今まで言われていたように60%とか70%ではなく、20%から40%程度でできるのではないかというのが最新の研究でわかってきた。スウェーデンでも35%の人が抗体を持った段階で感染が下火になりつつある。ブラジルでも感染がマックスに達してから下火になりつつある。ニューヨークなどはもう20%の人が感染している。欧米で人が自由に行き来する中で、逆に日本とか東アジアでは感染が広まらなかった分だけ難しくなってくる可能性があり、その時に検査体制の拡充とクラスターという二本柱だけで同じように経済をまわしていけるのか。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
「数値を議論した」緊急事態再宣言基準は?
専門家会議はクラスター対策の延長で大規模感染と言うものを防げると考えている。それで防げなかった場合の戦略は当然考えておくべきだが、その時にどうするのかというものが専門家会議にはない。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

白鴎大学教授・岡田晴恵
「数値を議論した」緊急事態再宣言基準は?
集団免疫を自分たちで獲得するまで放っておくような政策をしたら莫大な健康被害が出て大変な国民の痛みと健康被害が出て、それこそ経済がダメになる。絶対にやるべきではない。集団免疫は英国が一回やろうとしたが撤退した。
2020/06/01 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]

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