石破首相は衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。
少数与党として臨時国会に臨む石破首相は演説の冒頭、野党への丁寧な対応を強調。
石破首相は国民民主党が強く求める「１０３万円の壁」の引き上げを表明したほか、今国会の最大の争点である政治改革について「年内に結論を得る必要がある」と強調。

所信表明演説に対する各党の代表質問は、衆参両院の本会議で、来月２日から３日間行われる。
そして石破総理大臣にとって就任後初めてとなる予算委員会が、来月５日と６日に予定されている。

石破首相・所信表明演説。
自民党・森山幹事長は「各党の意見をしっかり聞くことは大事なこと」、公明党・斎藤代表は「野党にも責任を持って議論に加わっていただく、国会のスタートにふさわしい所信表明演説だった」、立憲民主党・野田代表は「政治改革を推進しようとする意欲、覚悟を残念ながら感じることが出来なかった」、日本維新の会・馬場代表は「維新らしい議論に繋げていきたい」、国民民主党・玉木代表は「１０３万円の壁について第一歩が記された。