夢のマイホームに異変。
住人夫婦が損害賠償を求め提訴に踏み切る。
住人の話。
福岡市にある二階建ての戸建て住宅は２０年前に建てた。
住人の夫婦はきのう、代理人を通じて工事発注の福岡市教育委員会などを相手に提訴した。
住人の訴えによると、工事は２０１６年に開始。
異変はその直後に起き、電柱が傾く、通学路に穴があいたりしたという。
住人提供の映像を紹介。
ゴルフボールが自然と転がってしまう、汚水が逆流してしまう。
夫婦が管理する貸家でも似たような現象が起き借り手が見つからない。
住人は「家を元に戻してほしい」。
福岡市の調査によると、１メートルごとに３ミリずつの傾き。
工事前に比べ地盤が４センチ以上沈下していたことがわかる。
福岡市は土砂の崩壊を防ぐ「擁壁」の重みなどによって地盤沈下が起きたと説明し工事の不備を認める。
提訴した夫婦は、家屋の修復費や地盤の改良工事費として約９５００万円の支払いを求める。
福岡市教育委員会は「訴状が届きしだい内容を確認して対応していきたい」。
福岡市の映像。
弁護士に言及。