４月２１日、ニューヨークタイムズが文在寅大統領の独自インタビュー。
韓国・文在寅大統領は、米国・バイデン大統領に対し、ぜひとも北朝鮮・金正恩総書記と交渉を始めてほしいとし、“北朝鮮にとって非核化は生きるか死ぬかの問題だ”と述べた。
前任のトランプ前大統領について、文在寅大統領は、「回りくどいやり方で要点に触れるのを避け続け、結局何の成果もあげることができなかった、大切なのは米国と北朝鮮が意志を持って早く対話のテーブルにつくことだ」とコメント。
５月後半に文在寅大統領がワシントンを訪問し、バイデン大統領と会談する予定。
朝鮮半島の完全な非核化に向けた協力について議論したい考え。
さらに、日韓関係の修復も議題となる見通し。
茂木敏充外相のコメント。
早稲田大学教授・中林美恵子、コリアレポート編集長・辺真一、「宣伝会議」取締役メディア情報統括・田中里沙のスタジオコメント。
サムソンに言及。

対中でも米国と韓国に“すきま風”。
３月１８日、米韓外務防衛閣僚会合「２プラス２」、米国・ブリンケン国務長官、米国・オースティン国防長官、韓国・鄭義溶外相、韓国・徐旭国防相→このとき韓国としては中国の名指し批判を避ける。
４月２日、日米韓の安全保障担当高官協議が米国・メリーランド州で行われた。
翌日の４月３日、中韓外相会談が中国・福建省アモイで行われた。
韓国・鄭義溶外相、就任後初外遊。
韓国の外交長官が米国よりも先に中国を訪問するのは異例。
コリアレポート編集長・辺真一は「文在寅大統領の頭にはコロナ対策と南北交渉しかない、南北交渉で米国の協力を引き出すために日韓関係の改善も…」、早稲田大学教授・中林美恵子は、「バイデン大統領にとって最大の問題は対中国、韓国に対して“日韓でもめている場合ではない”と強いメッセージを送っている」とコメント。
早稲田大学教授・中林美恵子のスタジオコメント。
北村滋国家安全保障局長、米国・サリバン大統領補佐官、韓国・徐薫国家安保室長、中国・王毅外相の映像。
クアッド、オーストラリア、インド、北朝鮮、ボルトン前大統領補佐官に言及。